さらに、辰巳は三谷が2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合)の脚本を務めると発表されたことに触れ「僕も呼んでいただけるように今回の舞台には気合いが入っています! 三谷さん、よろしくお願いします!」とアピール。
対して佐藤は「三谷くんは本当に面倒くさい脚本を書くんですよ。読むと面白いんですけど、その面白さを面白く伝えるのが大変。見に来ないといいなと思います(笑)。来たら、駄目出しをたくさん書いていきそうなので」と語った。
また、辰巳の母親を演じる小林は「お母さんというより、お姉さんでは?」と言われると、うれしげな表情を見せつつ「お母さんに見える演技が足りないですかね?(笑)」と照れ笑い。
一方、辰巳の父親を演じる佐渡稔は「辰巳くんとはかなり歳が離れていますが、おじいさんではないです(笑)」と言い、2020年で71歳になると明かすと取材陣から驚きの声が。片岡も「え、そうだったんですか?」と驚きの目を向けていた。
NGT48卒業後初の舞台となる菅原は「去年まではアイドルとして活動していた身ですけど、また違った形で皆さんの前に出られることが新鮮。大人になった私をもっともっと見ていただきたいです」と意気込みを。
彼女の母親役のあめくが「私とB作さんの娘なんて、あり得ないくらいのかわいさです」と言うと、佐藤から「かわいいね。出番なのに(舞台に)出てこないことがあるけど(笑)」とツッコミが入り、菅原も「本番ではそんなことはないようにします」と恐縮した。
また、鈴木は「三谷さんの脚本に書かれているせりふなのか、アドリブなのか分からないシーンもあると思いますが、たくさん笑っていただければ」とコメント。
佐藤の「僕はアドリブはいっさいなしで、三谷くんの脚本通りにやってます」という言葉に片岡が素知らぬ表情を見せると「あなただよ、あなた!(笑)」とまたもツッコミが入った。
最後に締めのコメントを振られた辰巳が「稽古にはあまり出られなかったので、僭越ながらここで締めさせていただきます」と言って「三谷さんの脚本や皆さんのお芝居から学ばせていただいて、僕にとって大きな財産になるなと思っています。皆さん、2020年の初笑いをしに劇場にいらしてください!」と語った後、再びキャスト陣そろって「よいしょー!」の声で囲み取材を終えた。
取材・文=青木孝司
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