2019年12月27日(金)、神奈川・カルッツかわさきホールにて「吉本坂46 誕生祭 1st Anniversary Live」が開催された。
タイトル通り、吉本興業の所属タレントによるアイドルグループ「吉本坂46」のデビュー1周年を祝したライブ。熾烈なオーディションを経て、デビューから激動の1年を乗り越えたメンバーたちの晴れ舞台を見るべく、会場には2000人のファンが来場。満員の観客が見守る中、12月25日に発売されたばかりの3rdシングル「不能ではいられない」を含む全14曲を、圧巻のパフォーマンスとともに披露した。
また当日は、オーディションを重ねてきた2期生メンバー決定の日でもあり、本ライブでもステージでお披露目された。
現在1期生は、「CIRCUS」(旧「選抜メンバー」)16名、「RED」16名、「スイートMONSTER」13名の3組のユニットからなる計45名で活動中だが、本ライブでは「CIRCUS」の村上ショージと尾形貴弘(パンサー)、「RED」の西村真二(ラフレクラン)が欠席し、42名でのパフォーマンスとなった。
会場全体が期待感に満ちあふれる中、1曲目に披露されたのは、斎藤司(トレンディエンジェル)と小川暖奈(スパイク)がセンターを務める2ndシングルの表題曲「今夜はええやん」。途中から全メンバーが揃い踏みとなり、早くも客席のボルテージは最高潮に達する。
そしてここからは、ユニットごとに楽曲を披露。中堅、ベテラン芸人が多くを占める「CIRCUS」は、大人の色気で圧倒する。
一方、現役ダンサーや元アイドルなど若手が中心となり、一番人気を誇る「RED」は、悲願の表題曲「不能ではいられない」など、高難度なパフォーマンスで見る者を熱狂させる。2曲でWセンターを務める池田直人(レインボー)と小寺真理(新喜劇)によるコンビネーションや、光永の華麗なアクロバットも相まって、客席を黄色い歓声と赤いペンライトの光に染め上げた。
黄色い歓声といえば、“クール&コメディー”をコンセプトとするイケメンユニット「CC5」への声援も負けてはいない。榊原徹士、鰻和弘(銀シャリ)、多田智佑(トット)、金田哲(はんにゃ)、おばたのお兄さんの5人がイケメンになりきり、椅子を巧みに使ったステージングで魅了した。
明石家さんまとのオーストラリア旅行のため欠席することをVTRで告白した村上ショージだが、村上のソロ曲「バーボンソーダ」は、河本準一(次長課長)、遠藤章造(ココリコ)、ケン(水玉れっぷう隊)、山本圭壱(極楽とんぼ)、大地洋輔(ダイノジ)、なだぎ武の6名による“SPECIALメンバーVer.”で披露。6人の芸人が悲哀を込めて熱唱した。
王道アイドルソング「好きになってごめんなさい」を歌ったのは、ゆりやんレトリィバァとガンバレルーヤという同期の女性芸人3名によるユニット「CHAO」。恋に胸を焦がすせつない乙女心を、フリフリ衣装でキュートに歌い、客席からは「超絶カワイイ!」といったコールも飛び出した。
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