これまでのドラマ撮影では、前後のシーンのつながりや関係性を考えて芝居に挑んできたという向井。
しかし今回の作品は、誘拐にはじまり、いろいろな秘密に翻弄(ほんろう)される役であるので、“意図的に何も考えない”で挑んでいるという。そこには、芝居の段取りを決め、気付かぬうちに先を読んだ芝居になることを防ぐというねらいがあるらしい。
向井は「一見簡単で、楽だと思われるかもしれませんが、僕はそういうタイプではないので、すごく不安なんです(笑)。でも、不安な状況をあえて作るようにしています」と、役柄である圭太を演じるうえでの初めての挑戦に意欲を燃やした。
ドラマについて「すごく上質なサスペンスだというところと、王道のトリックももちろんありますけど『そうきたんだな』といういい意味での裏切りもいっぱいあります」とみどころを語った。
続けて「秘密が多いドラマなので、1時間の楽しみだけではなく、放送中に出た“宿題”を次の週の火曜日(放送日)までに考えていただくような作品にできればと思います」とも話した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)