落語家・立川談春が、亡き師・立川談志への思いを明かす＜サワコの朝＞

落語家の立川談春が1月18日(土)放送のトーク番組「サワコの朝」(毎週土曜朝7:30-8:00、TBS系)に出演する。

談春は、17歳の時に落語界の天才にして異端児・立川談志に弟子入り。2019年には、落語家として35周年を迎えた。それを記念した独演会では、長蛇の列が出来たほど、今最もチケットが取れない人気落語家として注目を集めている。

最近は、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」などで役者としても活躍。撮影の時は意外にも恐怖を感じたと言い「できるか！」と思ったそうだが、共演者たちの謙虚な姿を目の当たりにし、落語家のある欠点に気づいたと言う。

「落語家でいい芸人いっぱいいましたけど、ウケなかった時に反省してる人、一人も見たことない」というその理由とは。談春が落語家ならではの芸への思いを語る。

一方で、修行時代を綴ったエッセイ「赤めだか」が、第24回講談社エッセイ賞を受賞。その報告をしに談志師匠を訪ねると、「祝いの言葉よりも前に“粋な言葉”を頂戴した」と言う。「おめでとうより前の一言あったほうが、かっこいいしありがたいなと。久々に談志すげーなーと思った」と気になるその一言と共に談志師匠の深い思いが詰まった当時のエピソードを披露。

その談志師匠は、晩年、病におかされながらも高座に上がり続けた。なかでも、談春にとって忘れられない一席となったのは、亡くなる4年前に演じた名作落語「芝浜」。談春が抱く師匠への思いや、入門して間もなくカバン持ちをしていた頃のエピソードを話すほか、タイミングが絶妙だった“談志流・褒め方の極意”をサワコに明かす。