<試写室>「女子高生の無駄づかい」思わず共感してしまう瞬間に、自分も実は青春を無駄づかい?

2020/01/24 05:00 配信

ドラマ

「女子高生の無駄づかい」第1話場面写真(C)テレビ朝日


1週間の疲れた体にも優しい、笑えて“ぼーっと”見れるドラマ


ボケ、ツッコミ、ボケ、ツッコミ…のオンパレードに、思わず「くすっ」と笑ってしまう瞬間が多々ある中、いい意味で“何も考えずに”最後まで見てしまった。

「彼氏がほしい」と叫び、「なぜ自分はモテないのか?」と真剣に悩むバカの気持ちに、多くの女子たちは共感するのではないだろうか。

運命的な出会いを夢見るバカの“出会い妄想”が展開されるシーンでは、少女漫画&某名作ドラマを連想させる現実的にありえないけど、いつも心のどこかで願っているシチュエーションに思わず共感。

補習で数学の問題を解いていても、「こんなしょうもない方程式解くよりも、なぜモテないかという問題の方が、人生においてはるかに重要」と発言するバカにまた共感。少し解釈がぶっ飛ぶ時があるものの、ついつい「わかるー!」となってしまう自分がいる。

その他に、人にあだ名をつける、顔はめパネルがあるとはめたくなる、自撮りをして友達に送ってしまうなどなど…“ついついやってしまう”や“わかるー!”が盛りだくさんの内容となっている。

そして、廊下をさっそうと歩くワセダこと町田啓太の格好よさに、やはりスーツ姿が似合うなと思いながらドキドキ。しかし、発言が残念な感じや濃い生徒たちへのツッコミが実に面白い。どこをとっても男前だが、今までのイメージとは違う一面が見られるのはファンにとってもうれしい時間になるだろう。

個人的には、間違いを起こさないか心配でワセダを見守る教頭役の大倉孝二の表情がツボ。心の声に合わせて表情と動きで演技しているさまに、またひと笑いさせられる。

実は、筆者も数十年前には女子校に通う女子高生だった。女子校独特な雰囲気も分かるし、今思えば生徒、先生含めてキャラの濃い人しかいなかった。バカらと同じようにしょうもないことで日々盛り上がったことを思い出した。

大人になって無駄が嫌われる中、たまには無駄に過ごしてもいいと思わせられる金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」で、毎週かわいい女子高生の生きざまに癒されたいと思う。

文=K.K