中川大志が、2019年12月に制作が発表されたBS-TBS開局20周年記念ドラマ「左手一本のシュート」(3月14日(土)夜9:00-10:54、BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送)で主演を務めることが決定した。
1月25日都内で行われた記者発表には、中川と東田陽介プロデューサーが登壇。中川は「撮影が始まって4日目になりますが、非常に現場の雰囲気も良く、すごく丁寧な熱い作品になるのではないかなと思っております。楽しみにしていてください」とあいさつ。
本作は、ジャーナリスト・島沢優子氏の取材によって書かれたノンフィクション作品「左手一本のシュート~夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活」(小学館文庫刊)が原作。
2007年4月、高校の入学式の3日前。中学時代からバスケットボール部で活躍していた田中正幸(中川)は、入部が決まっていた高校バスケットボール部の遠征に参加するが、試合会場で突如倒れ、意識を失う。
バスケットボール部顧問に付き添われ、正幸は病院に緊急搬送。医師により「脳動静脈奇形」による脳出血と判断される。
緊急手術によって一命はとりとめたものの、昏睡状態は数日間続いた。そして、目を覚ました正幸を待っていたのは、右半身麻痺という、簡単には受け入れがたい事実だった。
「これまでのようにバスケをやるのは難しい」という医師の言葉。しかし、諦めずにバスケットボールをやると母に告げた正幸が、さまざまなひとに支えられ、夢に向かって努力を続ける姿が実話を基に描かれていく。
正幸を支える前向きな母親・一女(かずめ)役には永作博美、父親・正喜役に小市慢太郎、高校バスケットボール部顧問・古田役に駿河太郎、正幸の恩師で中学バスケットボール部の顧問・森川役に石黒賢、正幸と一女を優しく支え見守る中学時代の担任・二宮役に安藤玉恵が決定している。
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