――ご自身のペットや動物に関するエピソードはありますか?
木野:私は嫌いな動物はいないんじゃないかというくらい動物が大好きで、今ままでもいろいろな動物を飼ってきましたし、今でもお家でネコをたくさん飼っています。
声優を志す前は、動物園の飼育員さんや動物に関わる仕事をしたいと思っていたので、この作品に携わることができて本当にうれしかったです。
皆さんにもこの作品を通じて、動物好きになってほしいな、と思います。
石谷:僕も動物はみんな大好きで苦手な動物の方が少ないタイプです。ペットを飼っていた経験はないのですが、小さい頃はよく近所の野良猫とかと触れ合っていました。
大人になってペットを飼おうかとも考えたのですが、飼育する以上、命の責任が発生するので、なかなかふん切りがつかなかったんです。
今は猫カフェやペットショップに行ったりして癒されています。
宮本:私、ペンギンが子どもの頃から大好きで、動物園とか水族館でペンギンを見るのが本当に好きでした。
水族館によく行っていたのですが、ペンギン一羽一羽の性格や情報が載っている図鑑があって、それを読みながら楽しんでいました。
石谷:え?ペンギンの性格って凶暴とか書いてあるの?
宮本:この子はちょっと「やんちゃな子」とか、この子とこの子は「カップルです」とか「最近別れました」みたいな情報まで載っていますよ。読んでいて本当に楽しいです(笑)。
――ご自身が演じられるキャラクター以外でのお気に入りのキャラクターはいますか?
宮本:女の子(メスの動物)のキャラクターたちはみんなかわいくて、好きなのですが、メンズ(オスの動物)の中でお気に入りのキャラクターはライオンの(獅子野)キングですね! メンズという言い方が合っているのかわからないですが(笑)。
キングと、インパラ(♀)の(伊原)シホの物語がすごく好きです。杉田智和さんの演技もすごく面白いんですよ。
石谷:僕はロバのキャラクターたちが大好きで、実は本編中のいろいろなところに登場してくるので、ぜひ探してみてほしいです。
料理部のメンバーもみんな個性的でかわいいキャラクターばかりなので、皆さんお気に入りのキャラクターが見つかるんじゃないかと思います。
木野:私はアノマロカリス(♂)の天野学園長が好きです。
1話ではランカが水槽にぶつかってトラブルになっちゃうのですが、アノマロカリスっていう化石でしか見たこともない生物が動いてて、さらに声がつくというのがもう夢のようで、大好きです。龍田(直樹)さんのお声も素敵なんですよ。
石谷:もう一方だけ挙げさせていただくとしたら、ナレーション兼ティラノサウルス(♂)の寺野先生を演じている玄田哲章さんですね。
玄田さんのナレーションの“圧”がすごいんですよ。本編の間のアイキャッチも担当されていて、ひたすらいろいろな動物の名前を叫ぶだけっていう(笑)。ぜひそこも注目して観てほしいです。
――アフレコ現場での雰囲気やエピソードを教えてください。
木野:現場は本当に温かい雰囲気でいっぱいです。
特に事務所の先輩の津田健次郎さんとご一緒できるのがうれしくて、津田さんが現場にいらっしゃるからこそ胸を張って頑張れたと言いますか、安心できました。
津田さんが演じるヒグマと掛け合うシーンは「先輩と一緒に掛け合いのシーンができるなんて」と夢のようで、テンポもすごく気持ちよかったです。私にとって津田さんの存在はとても大きかったです。
石谷:ベテランの先輩方から若手や新人の子まで、いろいろな方がいる現場だったのですが、最初からずっと温かい現場でした。
先輩方がベースを作ってくださったと言いますか、演じやすい環境を作ってくれて、その中で僕らメインキャストも盛り上げられたという、若手もベテランもすごくバランスの良い現場でした。
宮本:本当にほんわかとした現場で、毎回収録が楽しみでした。音響監督さんをはじめスタッフ、キャストの皆さんが良い雰囲気を作ってくださったので、それに食らい付いていこうと必死でした。
杉田さんが、作品の中の“小ネタ”をいろいろ教えてくださったり、いろいろな方に助けられた現場でした。
あとはこのお二人(木野、石谷)が本当に良い方なんですよ!
日菜ちゃんは同い年なんですけど、今まで同い年の方とメインキャストとして共演する機会がなかなかなかったので、最初は緊張していたのですがあいさつした瞬間から「このお二人なら安心してご一緒できる」という安心感がありました。
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