春風亭一之輔お得意の落語「普段の袴」「富久」を放送

2020/01/25 15:07 配信

芸能一般

「落語 春風亭一之輔 年末毒炎会2019」(C)TBSチャンネル

1月26日(日)朝9:00から、「落語 春風亭一之輔 年末毒炎会2019」が、TBSチャンネル2で放送される。

CS放送・TBSチャンネルのオリジナル落語会「春風亭一之輔 毒炎会」。チケット入手が困難な落語家のひとり・春風亭一之輔による“毒舌”満載、“炎上”覚悟の独演会。その名も“毒炎会”は、2017年3月にスタート、この2019年年末に開催された会で9度目となる。会場は、一之輔が高校時代、落語を見るために通い詰めた思い出の場所だという東京・深川江戸資料館。

演目一つ目は、一之輔の得意ネタ「普段の袴(ふだんのはかま)」。カッコいいと思った侍のまねをしようとして、とんでもない行動に出る男のふるまいが語られる。「祝儀」「不祝儀」の言葉遊び、妙な会話の連続など、一之輔ならでは演じっぷりが笑いを生む。

二つ目は、年末にぴったりの富くじ噺の大作「富久(とみきゅう)」。さまざまな落語家が独自のアレンジで演じてきた名作をもってきた。一之輔の話の紡ぎ方に聴き惚れる名演だ。

春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)プロフィール


2001年春風亭一朝に入門、2004年二ツ目昇進、2012年には、21人抜きの大抜擢で真打昇進を果たした、若手実力派落語家の代表格。古典の演目をあたかも新作であるかのように現代風にアレンジした、初心者にも入り込みやすい語り口。一見するとクールな表情や物腰から、ある種の“毒”を含んだ強烈な“笑い”が繰り出される芸風。人間国宝・柳家小三治も認めるその実力は、多くの人々の支持を集め、その活躍は寄席だけにとどまらず、テレビ・ラジオ・雑誌などで多くのレギュラーを持つ。

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