「コタキ兄弟と四苦八苦」に“オダジョー組”の刺客・川島鈴遥参戦!

2020/02/14 07:00 配信

ドラマ

ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」に出演する川島鈴遥撮影=星野耕作

古舘寛治滝藤賢一が兄弟役でW主演を務めるドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」(毎週金曜深夜0:12-0:52ほか、テレビ東京ほか)。脚本・野木亜紀子、監督・山下敦弘という、ドラマ界&映画界きっての鬼才が集う作品だけに、各話ゲストにもこれまで市川実日子、岸井ゆきの、樋口可南子らツウ好みの役者陣が登場し華を添えてきてきた。

 そんななか、2月14日(金)深夜放送の第6話では、オダギリジョーの初監督映画「ある船頭の話」(2019年)のヒロイン役でも注目された川島鈴遥が、「レンタルおじさん」業を営むコタキ兄弟に新たな依頼人として登場する。撮影を終えた彼女にインタビュー!

――「ある船頭の話」では演技レッスンをみっちり受けられたとのことでしたが、結果、みごと高崎映画祭で最優秀新人女優賞を受賞され、おめでとうございます。今回の「コタキ兄弟と四苦八苦」では同作から学んだこと、活かせたことはありますか?

ありがとうございます。そうですね、「ある船頭の話」では演技レッスンと撮影で半年くらいかけていただきました。「感覚を研ぎ澄ます」ことがレッスンのテーマだったので、演じた役の辛い状況が自分のなかに入ってきて、苦しくなって涙を流すことも多かったのですが、感情の切り替え方を監督に教えていただいたこともあって、撮影で全て出し切って宿に帰ると「ああ、楽しかったな」と思えたんです。その感覚を忘れないでおこう、と強く思いました。だから今回の「コタキ兄弟-」の撮影でも、慣れない…苦手なことがあったのですが、100%出し切って、楽しめたと思っています。

――慣れないこととは…ひょっとして英語のセリフですか? 演じられた少女・ハナは、兄・一路(古舘)に、英語の宿題について相談する役ですよね?

そうなんです! 英語、そんなに得意じゃなくて(笑)。古舘さんは英語がお得意な方なので、スタッフさんからは「古舘さんを驚かすくらいの感じで」って言われて、指導の先生に発音を教わりながら頑張りました。本番前に古舘さんが一緒に練習してくださったので、何とかいけたかな、と思います。ただ1箇所だけ、英語の単語1コ抜けた状態で覚えてしまっていたセリフがあって、本番直前になって先生に指摘され、緊張と焦りでいっぱいになっていたんですが、そんな時も古舘さんは「ゆっくりでいいからね、大丈夫」って励ましてくださったので、乗り切れました!