今泉佑唯、初のクラブで「(吉川)愛ちゃんとずっと踊ってました(笑)」

2020/02/01 16:33 配信

映画

映画「転がるビー玉」の先行公開が始まり、舞台あいさつが行われた(C)『転がるビー玉』製作委員会


映画「転がるビー玉」の先行公開が1月31日に始まり、東京・ホワイト シネクイントで行われた舞台あいさつに吉川愛萩原みのり今泉佑唯笠松将大野いと宇賀那健一監督が登壇した。

本作は、再開発が進む渋谷で、取り壊されることが決まっている部屋にルームシェアをして夢を追い求める、3人の女性のささやかな日常生活を描いた物語。

吉川愛、モデル役に「難しい」


萩原は「できたばっかりの映画館で、ここに立てるのがすごくうれしいです」と話すと、宇賀那監督も「渋谷の再開発を描いてきたこの映画が、新しい渋谷の象徴でもあるPARCO・ホワイト シネクイントさんで上映できることをすごくうれしく思っています」と喜びを語った。

また、吉川は演じたモデルについて「すごく努力しているのに必死にもがいているのに、全然売れなくて、どんどん自分が追い詰められていく」と語り、続けて「モデルという仕事をずっとやっていたわけではないので、足をきれいに見せるポーズとか、洋服がうまく写るポーズとか難しいなと思いました」と、演じる上で意識したことを伝えた。

萩原は「劇中で一番好きなせりふは『どこに帰りたいんだろうね』っていう言葉」と明かし、家にいても落ち着かない、会社でも何となく居場所がない、啓介のことが好きなのに、彼女がいる…という状態の瑞穂を演じる上で一番気を付けていたのは「居場所を作らないこと。帰る場所を作らないようにすること」だったと話し、役作りで大切にしていたところを話した。

そして、ストリートミュージシャンの恵梨香を演じた今泉は「とにかく明るくて元気で、歌うことが大好きというところを意識して演じました」と話し、「学生時代、渋谷の路上やライブハウスで一人で歌っていたので、あの時のことを思い出して、すっと入ってくる部分がありました」と自身と重ね合わせつつ振り返った。