久保田紗友、荻原利久、神尾楓珠ら若手キャストがキスしまくり!「みんなキスが上達していった」<鈍色の箱の中で>

2020/02/08 07:00 配信

ドラマ

「鈍色の箱の中で」第1話より(C)テレビ朝日


――そしてやはり気になるのはキスシーンの現場ですが…

神尾:本番のみキスするというのが普通だと思うんですが、なぜかこの現場はテストからキスをさせられて…。

岡本:監督とカメラマンさんが話し合って決めたみたいだよ。このドラマの初キスシーンが、あおいと利津のシーンだったんだけど、その時に相談受けて「そうしましょう」って言ったら全てがそうなってしまった…。

神尾:えっ? 僕は相談受けていないけど。

岡本:そこはやっぱり神尾くんは慣れたもんだから。

神尾:いやいや。あと監督からいろんなパターン見せてと言われて、かなり厳しかった思い出が…。

久保田:キスシーンってそこだけを撮るわけではないから長回しが多くて…。ロケの日とかは大変だったよね。

萩原:基秋と美羽のシーンはなぜか風がビュンビュン吹いて。キスしようとすると髪がバサーってなったりしてもう大変(笑)

望月:大変といえば絶対に僕。実はちゃんとしたキスシーンをするのは初めての経験だったので、めちゃくちゃ固くなって…。途中で、やばい、これ芝居していない…と気づいちゃった。もうカメラの前から監督がそこで手を出して、はいっ髪をなでて…みたいに細かく指示が出てそれ通りにしていて。もうロボットみたい(笑)

岡本:緊張感も半端なく伝わってきた。撮影が進むにつれて、みんな(キスシーンが)どんどん上達していったのも面白かった。

久保田:でも、台本にはなかったキスシーンが増えたりしたんだよ。

神尾:もう監督のリミッターが外れちゃっていたから(笑)

萩原:でもそんなキスシーンは見どころ満点。ぜひ見てもらいたいです。

――本作は、ドラマの世界がSNSなど多方面で展開していく「360°(サンロクマル)ドラマ」。テレビ放送はもちろん、配信でも楽しめますね。

神尾:最初、深夜3時の放送って聞いて驚きました。こんな時間にドラマやっているんだって(笑)

久保田:だからこそできるドラマだと思うよ。

望月:意外とドロドロの展開だし。

久保田:深夜のテンションで見ればまた面白くなるはず。

萩原:あとSNSとかでもドラマの世界が広がっていくのが面白い。それぞれの反応が気になってくる。

岡本:まずキス動画をアップしたらかなりアツいものを感じて。みんなの反応を見るのが楽しみ。

望月:僕はこのためにSNSを始めて…。日々何を投稿しようか困っている(笑)

神尾:でも投稿の仕方がかわいいよね。本文がなくて全部ハッシュタグ。

久保田:あと犬の足跡マークもついていて。

望月:自分のマークがあればいいなって思ったからつけているの。歩だから足跡で。

――最後に、作品のみ見どころを教えてください。

久保田:それぞれ一方通行の思いが交差している物語ですが、実際に見ていただくと人生の中で経験するような繊細な感情がたくさん描かれています。それぞれのキャラクターに感情移入して自分の感情と重ね合わせて楽しんでいただきたいです!

萩原:とにかくキスシーン! あと高校生のドロドロしたドラマはあまりないので、若い人たちも新鮮な気持ちで楽しんで見てもらえるんじゃないかな。

神尾:これって誰もが持っている感情で。特に若い人は共感してもらえると思います。

岡本:恋愛だけでなく、友情や親子愛など色々な愛が描かれています。みんなの愛に揺れ動かされて本能のまま動いていく姿を見ていただきたいです。

望月:原作との違いも見どころの一つ。あのシーンがこうなったのかと思いながら見ていただけると、二倍楽しめると思います。