第5話のラストに描かれたのは、薫が一大決心をして、秘密を心に告白するシーン。
患者の民代(高畑淳子)から「秘め事ってのは墓場まで持っていくのがマナー」と言われていた薫だったが、心に本当のことを黙っていることに限界を覚える。薫は心の夫・匠が手術中のミス、つまり医療過誤が原因で亡くなったことを心に告げる。何度も「ごめんなさい」と泣きながら、当時の状況を伝える薫。しかし、信頼していた薫に裏切られたショックで立つこともままならない心は「意味がわからない…何で黙ってたの、何で近づいてきたの」と涙を流した。
「許されることじゃないのは分かってる。本当にごめんなさい」と頭を下げる薫に、心はただ一言、「消えて…」と伝えて去ったのだった。
これまで、心にとって薫は、公私共に支え合い、お互いを高め合う存在として信じてきた女性。夫を亡くした悲しみに追い打ちをかけるような薫の告白シーンに視聴者は「心先生の気持ちを思うと涙が止まらない」「あぁ言っちゃった…」「時が戻ってほしい」「2人で笑い合える日来るよね」など、しばらくSNSには同情の声が止まなかった。
そして「このタイミングで話したってことはまだ何かあるよ」「この先どうなるの!?」「記者さん走ってたの何」と、匠の医療過誤について調べている記者・関河(三浦翔平)の動きに注目する人も。心の悲しみが少しでも癒えるような展開が多くの視聴者に望まれている。
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