漫画家・東村アキコ原作の「ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜」が、女優・平祐奈を主演に迎え5月中旬にテレビ宮崎で放送される。
同作は東村の出身地でもある宮崎県を舞台にした破天荒コメディー。作者の美大卒業後の経緯を元に、実話を交えながら漫画家を目指す姿が描かれる。今回はテレビ宮崎開局50周年ドラマとして、“超ローカルコメディー”が実写化されることになった。
出演は主人公・林アキコを演じる平のほか、突拍子もない言動で周囲を困惑させるアキコの父・林健一を高橋克典、アキコの彼氏候補・健一2号(興梠健一)には井上祐貴が決定。
東村のOL時代を描く今作で、平は社会人役に人生初挑戦となる。「今までは学生役が多くて、社会人役は初めて。『やっとできるんだ』と思いつつちゃんと(社会人に)見えるかなって不安も少しあったんですけど、オフィスの制服を着れて新鮮です」と、初挑戦への感想を語った。
また、東村の実体験の“ほぼ”実話ということについては「東村さんとお父さんとの親子関係は何だかんだとありながら素敵、愛にあふれている家庭なんだなと思いました」と感じているよう。
そして、破天荒で予測不可能な男・林健一を演じる高橋。平と井上からは「(原作の)再現クオリティ-が高い」と称えられているだけあり、「作中でしているポーズや髪型も寄せていますし、色々な資料も参考にして撮影に臨んだんですが、監督からも容赦なく演出されているので…」と役作りに自信を覗かせた。
なお、「ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜」は1話につき15分、全10話をテレビ宮崎ほか配信・各エリアでも放送を予定している。
「私が宮崎に住んでいた時、土曜日に『さんさんサタデー』という番組が放送されていまして、毎週とても楽しみにしていました。私のユーモアセンスは、その“さんサタ”によって作られたと言っても過言ではありません。その“さんサタ”を作っていたテレビ局、つまり、私の笑いの師匠とも言うべきUMKが『ひまわりっ~健一レジェンド~』をドラマ化すると言ってきてくれました…!今こそ、宮崎県民の笑いのセンスを全国に知らしめる時です!!!!」
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