梅宮辰夫さんの四十九日を終えて妻、娘、孫が思いを明かす

2020/02/12 07:00 配信

バラエティー

梅宮辰夫さんが愛した名店の1つ「銀座うかい亭」に集まった、妻・クラウディア、娘・アンナ、孫・百々果(C)フジテレビ


4年間の闘病生活を振り返る


その後、辰夫さんの闘病生活の話題に。「4年間、闘病生活があって、十二指腸を取ってから体重が増えなくなって。去年3月に透析が始まって…どんどん身動きが取れなくなってね。心も破壊されていったのかなって思う」(アンナ)、「悔しかったんでしょうね」(クラウディア)と振り返る。

透析が始まると、辰夫さんは今まで見たことのないような一面を見せたという。アンナは「もっと優しかったはずなのに」「もし時間が戻るなら…」と、家族として辰夫さんにどんな治療をさせたかったかについて語る。

そして亡くなった当日、クラウディアからの電話に出られなかったアンナ。百々果が朝5時にアンナの部屋に入ってきて、「じっじが死んじゃったよ」と聞かされたという。

そのときのことを、「無我夢中で、なぜか犬(4匹)を抱っこして、車に放り込む感じで乗せて…(辰夫さんの自宅のある神奈川・真鶴に向かった)。あの日連れていく必要はなかったのに。でも、ワンちゃんたちも会えて良かったのかなって。最後の最後は、病室のベッドで亡くならずに、大好きな真鶴で心臓が止まったから良かった」と明かす。

さらに「最後に、じっじにもう1度やってあげられるとしたら何だろう?」と考える3人。それは、辰夫さんが去年から希望していたものの、結局かなわなかったある夢だった。

現在の心境を明かす


辰夫さんとクラウディアは2年前、都内の自宅を手放し真鶴に引っ越した。「マミーは1人がダメなんだよね。じっじもマミーも人が家にいるのが好きだったから」と話すアンナ。

「人がいないと嫌。寂しいもの」というクラウディアを、アンナは「1人で、何でもできるようにならなければ駄目」と励ます。

運転しながら、そしてメーク中もよく泣くというアンナ。クラウディアも毎日泣いてしまうそうで、友人からの「大丈夫?」という電話にさえ泣けてくるという。百々果も、冷蔵庫を開けた瞬間に泣いてしまったそうで、それぞれが感じている寂しさを明かす。

納骨を前に、アンナは「家族で良かった、パパが良かった、本当に良かった。スーパーマンみたいだった」と、あらためて自分たちが抱く悲しみについて胸の内を語り、3人は「泣かないつもりだったのだけど…」としながらも涙する。