ドジっ子でも最強な女優、綾瀬はるかは天然か? 計算か?<ザテレビジョンシネマ部>

2020/02/18 07:00 配信

映画

『今夜、ロマンス劇場で』(c)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会


本人もそれに気付いてか無意識か、のびのびと“天然発言”は続く。密室型ミステリー『インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010)』(2月24日[月・休]午後0:45 WOWOWシネマほか)の試写会では、観客が映画を鑑賞する前の挨拶で「皆さーん、いかがだったでしょうか?」と無邪気に感想を尋ね、観客は爆笑。

生真面目でマイペースな調査官を演じた奇想コメディ『プリンセス トヨトミ(2011)』(2月24日[月・休]午後2:45 WOWOWシネマほか)の完成披露会見では、舞台となる大阪城を眺めながら共演の堤真一に「お寺って、やっぱりいいですよね~」とのたまい、「え、お寺!?」とツッコんだ堤に「あ、間違った、神社だ!」と返したという、驚愕のエピソードが堤から暴露された。

『ICHI』(c)2008映画「ICHI」製作委員会


銀幕から飛び出してきた映画のヒロインと、現実世界の青年との恋を描いた『今夜、ロマンス劇場で(2018)』(2月24日[月・休]午前10:45 WOWOWシネマほか)の試写では、司会者に「恋人を振り回すほう? 振り回されるほう?」と尋ねられ「結局、手のひらで転がされている」と答えるつもりが「手の内で殺されて…」と言い間違い、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

これだけ天然エピソードに事欠かない大人物ではあるが、素顔の綾瀬は、実は努力の人でもあるという。“座頭市の女性版リメイク”となる時代劇『ICHI(2008)』(2月23日[日・祝]午後5:00 WOWOWシネマほか)では、未経験だった殺陣を華麗にマスター。

『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014)』(2月24日[月・休]よる6:45 WOWOWシネマほか)では、何でも鑑定する博識の鑑定士という役柄上、立て板に水のごとく語る膨大な長ゼリフがあるのに加え、かなりな量のフランス語セリフまで、サラリとこなしてみせた。

関連人物