初受賞です。ありがとうございます。「頑張って良かったな」と思えるし、次の仕事へのモチベーションにもなります。
塚原あゆ子監督とは「リバース」(2017年TBS系)のとき「また一緒に仕事させていただきたい」と心から思ったので、今回はすごく楽しみにしていました。でも、監督から祥平(玉森)は漫画「進撃の巨人」のリヴァイのイメージだと言われ、そんな陰のある役を演じるのは難しかったですね。後半、祥平がグランメゾンに移ってからは、過去にミスをしたという罪の意識を打ち明けられたので、少し気持ちが楽になりました。
先輩である木村拓哉さんと共演したのも初めて。厨房のシーンでは木村さんからアドリブで何が出てくるか分からないので、気を張っていました。突然「ゴムベラ」と言われ、「どこにあるんだ?」とパニクったことも。この撮影を通して、自分からも木村さんに話し掛けられるようになりましたが、次に共演したらまたゼロに戻ってしまうかも(笑)。木村さん演じる尾花をはじめ、この物語の人物たちの生き方がかっこ良くて、全員大好きでした。
(ザテレビジョン・取材・文=小田慶子)
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