助演男優賞は玉森裕太が初受賞! 木村拓哉に『自分から話し掛けられるようになりましたが…』【ドラマアカデミー賞】

2020/02/27 17:30 配信

ドラマ

「グランメゾン東京」の玉森裕太が第103回ドラマアカデミー賞助演男優賞に選出(C)TBS

「生き方がかっこ良くて、全員大好きでした」玉森裕太のコメント全文


初受賞です。ありがとうございます。「頑張って良かったな」と思えるし、次の仕事へのモチベーションにもなります。

塚原あゆ子監督とは「リバース」(2017年TBS系)のとき「また一緒に仕事させていただきたい」と心から思ったので、今回はすごく楽しみにしていました。でも、監督から祥平(玉森)は漫画「進撃の巨人」のリヴァイのイメージだと言われ、そんな陰のある役を演じるのは難しかったですね。後半、祥平がグランメゾンに移ってからは、過去にミスをしたという罪の意識を打ち明けられたので、少し気持ちが楽になりました。

先輩である木村拓哉さんと共演したのも初めて。厨房のシーンでは木村さんからアドリブで何が出てくるか分からないので、気を張っていました。突然「ゴムベラ」と言われ、「どこにあるんだ?」とパニクったことも。この撮影を通して、自分からも木村さんに話し掛けられるようになりましたが、次に共演したらまたゼロに戻ってしまうかも(笑)。木村さん演じる尾花をはじめ、この物語の人物たちの生き方がかっこ良くて、全員大好きでした。

(ザテレビジョン・取材・文=小田慶子)