神尾楓珠が自身の恋愛観を告白「波瀾万丈な恋より穏やかな恋がしたい(笑)」

2020/02/29 08:10 配信

ドラマ

「鈍色の箱の中で」に出演中の神尾楓珠撮影=コザイリサ

同じマンションで暮らす幼なじみの高校生5人が繰り広げる、切なくて危険な偏愛ラブストーリー「鈍色の箱の中で」(毎週土曜夜3:00-3:30、テレビ朝日※2月29日は夜3:05-3:35)。LINEマンガで連載中の同タイトルが原作で、久保田紗友萩原利久神尾楓珠岡本夏美望月歩ら若手キャスト5人が初恋にとらわれた高校生を演じている。

登場人物たちの絡まる恋模様と驚きの展開でトリコになっている人も多い同ドラマ。高校生とは思えないドロドロな展開にも注目が集まる。

連続インタビュー3回目の今回は、幼なじみ4人とは距離を置いている高校2年生・真田利津を演じた神尾楓珠が登場。話題になっているキスシーンや、幼なじみとの恋について直撃した。

――第3話のラストでは久保田紗友さん演じる美羽とキスをしていましたが、今作では幼なじみ役の全員とキスシーンがあるんですよね。

そうなんです。その上、全員知り合いだったので、撮影に入る前はソワソワするかな?と思っていたんですが、全然そんなことなくて。全員、スタートがかかると役に入るんですよ。さすが役者だなって思いました(笑)。まさか親友の(萩原)利久とこうなるとは想像もしていなかったから、初めて台本を読んだときに「えっ!?」って驚きましたけどね。

――今回は金髪にして役を演じています。

髪の毛の色を変えたことで利津にスっと入れました。役を作る上での、見た目の大切さに気づかされましたね。

――利津は、幼なじみ4人のそれぞれの恋心に気づいている人物。だからこそ大好きな美羽を傷つけてしまうことも…。

利津はやっていることは最低なんですが、感情としてはすごく真っ当。素直で、他の4人みたいにごまかしていない。ただやり方が…やっぱり、盗聴するのはよくないですよ(笑)

――利津という人物をどう捉えて演じました?

台本をいただいた段階では、「何したいんだコイツ?」と思ったんですが、なぜか利津にシンパシーを感じたんです。台本を読み進める内に、結構早めに役を掴めました。愛されたいという願望はありつつも、それをうまく伝えられない人物なのかな? そういうところや、ちょっとグループが苦手で一歩引いてしまうところなど、けっこう似ているところが多かったです。

――撮影現場の雰囲気はいかがでした?

本当に気心が知れたメンバーで、僕のことを分かってくれているメンバーなので何でもできました。同世代キャストを中心に物語を進めていくのは、すごく新鮮で楽しかったです。