広瀬すず「めちゃめちゃ…うまいわよ」“渾身の泣きまね”披露も、吉沢亮「最低の演技だ…」

2020/03/05 18:00 配信

映画

広瀬すずの“泣きまね”演技シーンが公開された(C)2020 松竹 フジテレビジョン

解禁となった泣きまねとは?


自身が経営する野畑製薬が極秘に研究&開発を進めていた「若返りの薬」を狙って潜入したライバル会社のスパイをあぶりだすべく、「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んで、自ら仮死状態となった七瀬(広瀬)の父親・計(堤)。

しかし、仮死状態になって動けないのをいいことに、ライバル会社のワトソン製薬は、計が生き返る前に火葬を済ませようと画策していた。

そんな父の絶体絶命のピンチを救うため、七瀬と野畑製薬の社員で計の秘書・松岡(吉沢)が考えた秘策は、告別式を開催して生き返るまでの時間を稼ぐこと。

野畑製薬の役員たちを説得するべく、松岡は計の娘である七瀬が「告別式をやりたい」と泣き落とし、情に訴えかける作戦を思いつく。

解禁された本編映像は、「君、演技できる?」と聞く松岡に、髪をかき上げながら「めちゃめちゃ…うまいわよ」と答える、自信満々の七瀬の姿からスタート。

しかし次の場面では、七瀬があまりにもお粗末な演技を披露し、松岡も思わず「最低の演技だ…」とつぶやく、という姿が映し出される。

連続テレビ小説「なつぞら」(2019年、NHK総合ほか)の主役を経て、自身初挑戦となる野田秀樹作・演出の舞台「Q」(2019年)では、紀伊国屋演劇賞の個人賞を受賞するなど、女優として輝きを増す広瀬が「うますぎる渾身の大根芝居」を決め、コメディエンヌとしての才能も見せつける。

ちなみに、七瀬が「めちゃめちゃ…うまいわよ」と自信満々に答えたシーンで耳を触っているが、これは劇中に何度も出てくる七瀬の癖の一つ。

耳を触っている時の七瀬の発言と、その後の行動を照らし合わせるとある共通点が出てくるとのことなので、それを探してみるのも面白いかもしれない。