長谷川博己主演で戦国武将・明智光秀の生涯を描く大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。その世界観を体感できる「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」が2021年1月11日(月・祝)まで岐阜市歴史博物館内で展開中だ。撮影セットを忠実に再現したコーナーや小道具・衣装の展示、スタジオ再現セットや歴史博物館の所蔵品を活用した歴史展示など、岐阜市ならではの多彩なコンテンツが話題を呼び、3月3日に入場者5万人を達成した。
大河ドラマ「麒麟がくる」は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀の青春時代から始まり、稀代の英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く。脚本は、大河ドラマ第29作「太平記」(1991年)も担当した池端俊策が手掛ける。
岐阜市は、光秀、斎藤道三、織田信長ら名だたる武将にゆかりの深い土地。そんな同市内に「麒麟がくる」の世界観を体感できるよう開かれたのが「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」。道三・信長が居城とした岐阜城(稲葉山城)にも近く、「麒麟がくる」の世界観に浸るには絶好のロケーションだ。
「体感 道三の館」コーナーでは、ドラマにも登場する稲葉山城内の道三の広間セットを忠実に再現。道三役・本木雅弘ら出演者の等身大パネルも設置され、来館者は道三の定位置である置き畳に座っての写真撮影が楽しめる。
「麒麟がくる」の衣装デザインは黒澤和子氏が担当し、4K放送に対応したカラフルな衣装も話題だが、「美濃三傑 麒麟がくるの世界」コーナーでは光秀、信長(染谷将太)、道三、帰蝶(川口春奈)の衣装や小道具を展示。鮮やかで細部まで作り込まれた衣装・小道具は一見の価値ありだ。
このほか、館内には大画面の4Kモニターと5.1chの迫力あるサウンド、演出照明で出演者のインタビューやメイキング映像が楽しめる「ドラマシアター」、信長の天下統一への流れをジオラマや映像を駆使して解説する「ようこそ 稲葉山城へ」、楽市場や町屋の一部が原寸大で再現され体験型コンテンツが楽しめる「もっと知りたい 体験! 戦国時代」、歴史博物館の所蔵品を活用した歴史展示といった多彩なコーナーが用意されている。
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