大好きなラーメンに関わるお仕事の話と聞いて、こんなに光栄な事はありませんでした。今までは食べる専門でしたが、今回は“中”のお話。それを知る、演じる喜びにあふれています。
実際、台本を読んで目からうろこでした。ラーメン屋を経営するというのは、とてつもなく大変な事なんだと初めて知りました。以来、行きつけのラーメン屋さんに行くと、違う所に目がいくようになりました。さまざまな苦労があって、この一杯が食べられるんだなぁ…と。
そして、「全国のラーメン屋に行けるだけ行こう!」と決意しました。もちろん、これから撮影で出会うであろう、あわよくば食べられるであろうラーメンにも、ワクワクしています!
僕の演じる須田くんは、ラーメンオタク。通称ラオタです。人一倍のラーメンの知識と、職人さんへの尊敬の念を持って仕事に打ち込みます。それ故にぶつかる事もありますが、自分と似ている面もあり、彼の気持ちがよく分かります。
全く無理なく楽しく演じさせてもらっています。そしてラオタの役だから…と役に甘えて、いつもより多くラーメン屋に通っています。本番では実際にさまざまなラーメンを食べるのですが、ゆとり役の黒島さんはカットがかかった後もペースを落とさず食べ続け、完食してしまった時には驚きました。また、京香さんが横浜家系ラーメンを食べられる姿を見たときは、何だかすごくレアな光景で感動しました。
このドラマは、とても面白いお話です! ラーメン屋、フード・コンサルティングの話ですが、別の職種にも通じるビジネス的な内容もたくさん盛り込まれています。実際、映像業界と通じるところも…。かといってカタいお話ではないので、構えずご賞味ください。そして、見た次の日はラーメン屋さんに行きたくなるはずです。
全国のラーメンに興味があるので、ドラマ出演のオファーをいただいて、うれしかったです。現場では、憧れの京香さんとお話ができて、最高です!
今回、ラーメン評論家・有栖涼役を演じますが、普段、食リポでは「まいう~」しか言わないので、食に対するコメントは、勉強になります。しっかり、コメントを言うボクを見てください! このドラマは、特にラーメン店を経営されている方には、とても参考になると思います。
ドラマBizは「ヘッドハンター」以来2年ぶりに呼んでいただいたんですけど、(「ヘッドハンター」と同じ)星監督ということで、また星監督とこの枠でやらせていただけるんだなとまず思いました。
京香さんの右腕役ですが、キレキレというわけではなく、なんとなく気が付くといるという役なので、縁の下の力持ちではないですけど、いるかいないか分からないけど、いないと困る…「杉本哲太、出てた?」「いたいた!」という存在感を今回は出せたらいいなと思っています(笑)。
黒島(結菜)さんとの共演は、ほぼ初めて。小関くんと前野くんも初めてです。京香さんは夫婦役をやったりと何度か共演はあるので、そういった意味ではやりやすいです。
(台本を読んで)いやもうラーメンが食べたくなりました。役割的にどうしても事務所の守役なのでオフィスにいることが多いので、台本をいただくたびに俺も食べ歩きに行ったりしたいなと思います。
(共演者は実際にラーメンを食べているという話を聞いて)だから悔しいんです! 俺も食べたいです!(笑)
このドラマはものすごく台本から湯気がたつような内容で、飯テロじゃないですけど、絶対にラーメンが食べたくなると思うので、(放送前に)お手元に用意していただくか、夜遅くまでやってるラーメン屋をちゃんとリサーチしておいてください!
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