3月11日の放送で最終回を迎えた。30年前、乃十阿(小林薫)が幼い息子をかばって罪をかぶった可能性を聞いたケイト(吉高由里子)は、乃十阿の息子が住むドイツへと向かった。ケイトの暴走を知った尾高(柄本佑)は、当時3歳だった息子に事件の真相を聞いても無駄だと止めようとする。ケイトは乃十阿が息子をかばった気持ちを理解しているような尾高に複雑な思いを抱く。
結局、何も言えずに帰国したケイト。編集長の岩谷(佐々木蔵之介)は、再び事件の真相についての手記を書くようにケイトに迫る。
乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴き、その息子の人生を狂わせる記事を書くことに抵抗を感じ、苦悩するケイトに、尾高は記事を書くように勧める。さらに自身の離婚が決まり、子どもについての話し合いを残すのみということから、「結婚しよう」とプロポーズした。
しかし、息子をかばった乃十阿に尾高が共感していたことを感じていたケイトは「親としての心を失った尾高さんは嫌なの」と別れを選択した。
「2回も俺のことを振るなよ」という尾高のせりふ、そこからのキス…。2人の恋の結末に視聴者からは驚きの声が上がり、その決断にはさまざまな意見が飛び交った。
その後、ケイトは自分で記事を書いたが、社長の意向で掲載はならず。ケイトは乃十阿に会いに行き、幻の記事を読んでもらうという展開になった。
ラストは2023年の様子が描かれ、ケイトは編集部のデスクとして仕事に邁進。また、ケイトが殺人犯・乃十阿の娘だと他雑誌に情報を売り、“闇落ち”が話題になった野中(重岡大毅)は、小説家となって芥川賞を受賞するという結末にも反響があった。
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