久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩ら若手キャスト5人が出演する「鈍色の箱の中で」(毎週土曜夜3:00‐3:30、テレビ朝日) が3月14日(土)に最終回を迎える。
本作は、LINEマンガで月間読者数ランキングNo.1を獲得した話題作をドラマ化。桜井美羽(久保田)ら同じマンションに住む幼なじみの高校生5人の複雑な感情が交錯する、切なくも危険な偏愛ラブストーリー。また、「360°ドラマ」と銘打ち、テレビ以外にも多方面に展開する。
今回、そんな偏愛ラブストーリーでひときわ妖艶なオーラを醸し出し、大人な雰囲気が漂うキーパーソンとも呼ぶべき人物・河野綾芽を演じる筧美和子にインタビューを実施。演じるキャラクターへの思いや、撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
――出演が決まった時の気持ちは?
完成途中の台本を読ませいただいて、全体の雰囲気が高校生の物語だけど、今までにないような感じで、心に「ずどーん」とくるようなドラマだなという印象を受けました。
決まったと同時に、綾芽はバイオリンを弾いているので、「これはまずい…」というプレッシャーの方が強かったのを覚えています。
――実際、バイオリンを習いに行ったと聞きました。
そうなんです。撮影が始まるのが12月からだったんですけど、バイオリンを実際に初めて触ったのはクランクインする2、3週間前でした。もうみっちり、とにかくできる時間を見つけて練習しました。
――綾芽はどういうキャラクター?
一度マンションを出て、過去の恋愛や結婚離婚を経験して、心にぽっかり穴が開いてしまった寂しい人だなというふうに思います。ドラマの台本と漫画の原作での綾芽のキャラクターや設定は結構変わっています。
漫画の綾芽はふわっとした雰囲気の優しい女性ですが、ドラマの綾芽は強烈な部分を持つ女性になっています。強烈な行動や、自分にとって不本意な行動をとってしまうのだろうなと思いました。
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