木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)が、3月19日(木)に最終回を迎える。そこで、主演の松下奈緒、共演の木村佳乃がこれまでを振り返りながら、見どころについて語った。
本作は、内科の中でも腫瘍内科(メディカル・オンコロジー)というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く“メディカル・ヒューマン・ストーリー”。
初回放送時から「描写がとてもリアル」「人の優しさや生きる希望を感じる」と話題で、医療従事者からも「忠実で丁寧に描かれている」「がん診療をよく取り上げてくれた」と大きな反響を呼んでいる。
そして3月19日(木)の最終回では、心(松下)と薫(木村)が困難を乗り越え、医師として、友人として、強く信頼し合える関係を築く。そんな矢先、薫は乳がん手術から5年目の検査で、がんの再発が判明。その告白を受けた心は、2人で乗り越えようと誓い合う。
しかし、薫の病状は重く、手術は難しい。それでも、薫は抗がん剤治療を受けながら、外科医としての仕事を続けたいと心に頼む。一方、心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしていた。
医師としての将来を思う阿久津(木下ほうか)にも決断を迫られるのだが、薫の件もあり答えることができない心。また、研修期間が終わろうとしている結城(清原翔)と夏樹(岡崎紗絵)も、どの科に行くか決めかねていた。
佐倉莉子(小川紗良)が化学療法室で治療を受けていると薫が来る。治療を受ける薫に驚く莉子。だが、莉子もすでにがんと闘う決意に満ちている。
莉子は戸惑っていた職場への病気の報告も済ませ、今はフリーペーパーの編集も手伝っていると薫に話す。そんな2人を、同じく抗がん剤治療を受けていた橘千寿子(三田寛子)が見ていた。
2人の女性医師、そしてそれぞれの医師たちに、変革と旅立ちのときが訪れようとしていて…。人が生きる意味、明日を生きる希望を贈る「アライブ」がクライマックスを迎える。
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