映画「デッド・ドント・ダイ」ティルダ・スウィントンの特別動画&場面写真が解禁

2020/03/17 17:40 配信

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映画「デッド・ドント・ダイ」で、葬儀屋ゼルダ役を演じたティルダ・スウィントン(C)2019 Image Eleven Productions Inc.All Rights Reserved.

4月3日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開される、ジム・ジャームッシュ監督の3年ぶりの最新作「デッド・ドント・ダイ」で、葬儀屋ゼルダ役を演じたティルダ・スウィントンのキャラ紹介特別動画&場面写真が解禁された。

演じるキャラの振れ幅がとにかく広く、ほかにはないミステリアスな美貌と実力で、世界中をとりこにしてきたスウィントンは、本作でこれまた一風変わった葬儀屋の女性主人のゼルダ・ウィンストン役を演じている。

スウィントンがジャームッシュ・ファミリーに加わるのは、今回が4本目。

ジャームッシュ監督は、執筆の初期段階から彼女と連絡を取り、見た目を自在に変えられ、世界的に活躍するこの女優に、どういうキャラクターを演じたいかと尋ねた。

その問いに「タイトルで言っているように、“死者は死なない”ために、虫の居所が悪い葬儀屋を演じたいと伝えた」と答え、実は、本作での役どころは、自らが提案したという、ユニークなエピソードを明かしている。

今回解禁された映像では、流れるような美しいホワイトブロンドのロングヘアをなびかせ、手には日本刀、空手道着に身を包み、ゾンビたちを次々と切り倒して、見事なゾンビ無双をかますゼルダの姿が切り取られている。

「ゾンビから身を守る術は心得ております」と無感情な表情でよどみなくまくし立て、その言葉通り、ロバートソン(ビル・マーレイ)は、ゾンビたちを次々に切りふせる姿を見せつけた。

「パソコンの扱いは?」の質問を口にすると、すぐさまにゼルダは、異常なスピードでキーボートをたたき、「マトリックス」の如く、神業ともいえるパソコンスキルまで披露。

自身が演じた“ゼルダ”というキャラクターに対し、スウィントンは「誰もゼルダのことをよく知らないの。彼女がどこから来たのかもね。ゼルダには謎がある。こういう変わった人たちの中でも、ひと味違う変人ね」と明かしている。

そのような女性ですら、完璧に演じきってしまうスウィントンの見事な演技は、本作の見どころのひとつとなっている。

さらに、到着した場面写真では、スコットランド王家の血を引くと言われる彼女の、彫刻のような美しさがきわ立っている。