嵩男(唐沢)は優秀な外科医だったが、今は相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。
元料理人・宗村(金田)から娘を凌辱し、自殺に追いやった悪徳料理評論家・三波(大鷹)の殺害依頼を受ける。そんな中、三波の愛人・梨花(松本)が現れ、嵩男は彼女を利用して三波を抹殺する。
その頃世間では、優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれる奇妙な事件が、立て続けに起きていた。
嵩男は、かつての恋人・睦子(木村)の紹介だと話す絵麻(柴本)からも“DV夫”啓介(中村)を殺してほしいと頼まれる。さらに妻・千代乃(大場久美子)の難病に悩む恩師・名和潤造(野口五郎)とも偶然再会。運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。
これらは次第に、人類の領域を超えた科学を悪用し、世界を変えようとする巨大組織につながっていく。組織の戦闘員の比留川(山中)に息子をさらわれた嵩男は、我が子を救うため強大な敵に立ち向かう。
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