窪田正孝、朝ドラ『エール』第1週は「テンポがすごくよかった」コミカルな“プロローグ”の裏話も!

2020/03/23 15:57 配信

ドラマ

オリンピック開会式当日、緊張する裕一(窪田正孝)と励ます音(二階堂ふみ)(C)NHK

3月30日(月)スタートの連続テレビ小説「エール」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の試写会が行われ、主演の窪田正孝からコメントが寄せられた。

本作は、「栄冠は君に輝く~全国高等学校野球大会の歌~」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く。

窪田は、福島で代々続く老舗呉服店の長男で、気弱でいじめられがちだったが音楽と出会い、その秘めた才能を発揮して作曲を始める古山裕一を演じ、二階堂ふみが裕一の妻となる関内音を演じる。

窪田は第1週の感想を「主人公の裕一が生まれて喜ぶ古山家まで登場人物のキャラクターが際立っていて、何よりテンポがすごくよかったです」と語った。

第1回の冒頭では、これまでの“朝ドラ”では見られなかったプロローグとして“はるか昔から音楽がいかに人生の中に存在しているか”をコミカルに表現。このシーンに対し、窪田は印象に残っているシーンを「ほんとに短いシーンなんですが、西部開拓時代の教会でカウボーイ姿で泣いているところですね。ひつぎの中の神秘的な二階堂さんの表情もかわいかったです」と明かした。

また、第1回では昭和39年10月10日の東京オリンピック開会式の日の様子も描かれ、国立競技場でまもなく開会式がはじまろうというときに裕一が自分が作曲した開会式の音楽を皆が受け入れてくれるか不安で姿を隠してしまい、音はあわてて探しまわるという、裕一のキャラクターを表す場面も。

さらに、第2回以降では裕一の幼少期を演じる石田星空や音の幼少期を演じる清水香帆らが登場。石田らの演技に窪田は「石田くんとは以前共演したことがあって、ピュアな心を持っていて、求められた役をきちんと演じるという印象がありました。今回、裕一のまっすぐな目やナイーブなところを表現していて、運動会のシーンもつい応援してしまいました。唐沢さんとの父子の基盤もしっかりと作ってくれたと感じています」と語った。

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