窪田正孝、朝ドラ『エール』第1週は「テンポがすごくよかった」コミカルな“プロローグ”の裏話も!

2020/03/23 15:57 配信

ドラマ

オリンピック開会式当日、緊張する裕一(窪田正孝)と励ます音(二階堂ふみ)(C)NHK

窪田正孝「何よりテンポがすごくよかったです」


――第1週をご覧になった感想は?

第1回の冒頭から、軽快かつコミカルに“はるか昔から音楽がいかに人生の中に存在しているか”を描いていて、大きなインパクトがありました。そして、主人公の裕一が生まれて喜ぶ古山家まで登場人物のキャラクターが際立っていて、何よりテンポがすごくよかったです。

第2回以降も、子どもたち独特の純粋だからこそ、周りに少しいじわるをしてしまうという人間関係の描き方が丁寧で、また、幼少期を演じる皆さんの演技が本当にすばらしくて、正直、衝撃を受けました。

――冒頭のプロローグで印象に残ったことは?

ほんとに短いシーンなんですが、西部開拓時代の教会でカウボーイ姿で泣いているところですね。細かい指示なく、すぐ本番ワンカットで撮影したので印象に残っています。皆さんが歌ってくれた賛美歌も美しかったですし、ひつぎの中の神秘的な二階堂さんの表情もかわいかったです。

――幼少期を演じられた石田星空くんの印象は?

石田くんとは以前共演したことがあって、ピュアな心を持っていて、求められた役をきちんと演じるという印象がありました。今回、裕一のまっすぐな目やナイーブなところを表現していて、運動会のシーンもつい応援してしまいました。唐沢さんとの父子の基盤もしっかりと作ってくれたと感じています。

幼少期のシーンは、できあがった映像で初めて見たのですが、石田くんはじめ幼少期の三羽ガラス(裕一、鉄男[中村蒼]、久志[山崎育三郎])みんなが、大人になってからの面影をちゃんと残していて、僕たちのパートにつなげてくれていると思いました。今、ちょうど半分くらいまで撮影が進んでいる中、このタイミングで幼少期の裕一に出会えたことで、また初心に戻ることができました!

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