まだ放送が続いているので、いまだに撮影が終わった感覚がないんですけれど、本当にかけがえのない、ぜいたくな時間を過ごせたんだなとあらためて思います。
(撮影中に受けた“エール”について)私は共演者の皆さんから、会うたびに笑顔と愛情というエールをもらい、日々救われていたなと思っています。
また滋賀県・信楽の方にうかがった際、地元の方に、「スカーレットに大きな期待を寄せている」とおっしゃっていただき、「スカーレット」を通じて、街や人に寄り添っていける作品になったらいいなって思ったので、信楽の方たちの言葉も大きかったです。
スカーレットも最終週を迎えておりますが、川原家のみんなが“生きる”ということにどういうふうに向き合っているか、日常のいとおしさというものが皆さんに伝わったらいいなと思います。
ヒロインのふみちゃんといつも二人三脚で演じています。感情の起伏があるシーンなど、さまざまな場面がありますが、お互いに励まし合って、撮影をしています。
新しいキャストの皆さんも増えてきて、どんどん新しい風を吹き込んでくださるので、現場はすごく楽しいです。
作品を通して福島の素晴らしさを全国の皆さんに知っていただきたいですし、物語では音楽を通して、音との夫婦関係や裕一に関わる人たちとの人間模様も見どころです。
裕一のモデルである古関さんは、さまざまな人と助け合い、手を取り合って、素晴らしい人生を遂げられたとお聞きしています。
古関さんの残した名曲は5000曲にもなり、今も歌い継がれています。幅広い世代の方に見ていただ けたらうれしいです。
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