超特急ライブBlu-rayをリリース!「大阪公演は8号車のみんなへの感謝の気持ちを表現したかった」【Part1】

2020/03/25 09:00 配信

音楽

【写真を見る】撮影は終始和やかな雰囲気でした撮影=西村康


今までの衣装の中で一番自分のこだわりを実現できました(タクヤ)


――また、衣装も大阪と東京では異なりました。大阪はカイさん、東京はタクヤさんがプロデュースされたそうですが、まずはきょうも着てくださっている大阪の衣装を担当したカイさんから、ポイントやこだわりを教えてください。

カイ:衣装については、最初にセットリストをもらって、どこで着替えるかとか、何着必要かというのを聞いてから考えるんですけど、僕の場合はクリスマスメドレーの部分がすぐに浮かんで。それこそ、今日着ている衣装になるんですけど、そこから派生していった感じでした。

――どんなことを一番意識しましたか?

カイ:クリスマスなので、やっぱり華やかさを出したくて、全身金色にしました。結果、クリスマスメドレーの華やかさにも負けていなかったので、金にして良かったなと思いました。その次に考えたのが一番最初の衣装だったんですけど、超特急の場合、結構セットが派手だったりするので、だからこそ1色にしようかな、と。これまでメンバーカラー1色、さらに形も全員一緒というのは意外とやったことがなくて、今回初めて挑戦してみたんですけど、これも上手い具合にハマってくれたと思います。

――タクヤさんは東京公演の衣装を担当されてみて、いかがでしたか?

タクヤ:衣装プロデュースは何度かやらせていただいていますけど、今回は今までで一番スタイリストさんと一緒に作り込むことができたので、すごく楽しかったです。プロデュースという肩書きで、イメージだけ伝えて終わりというのが、僕はすごくイヤなので……。こだわりを持ってやりたいから、今回の衣装は細かい部分まで全部伝えたんです。中でも、殺陣のパートで着たフリンジのマントなどは自分の中では結構大きな挑戦でもあったので、実現して良かったなと思いました。

――ちなみに、どういう順番で考えていったんですか?

タクヤ:僕は冒頭から順番に考えていくタイプです。その上で全体のバランスを見たり、ここで変えるとかを想像しながら考えていきました。

――制作過程で他のメンバーに報告したりするんですか?

カイ・タクヤ:全く。

タクヤ:あ、でも、僕は、全部ではないですけどユーキには見せます。演出家として、ライブのテーマとか僕らの思いとかを形にしてくれているので。でも、他のメンバーには見せていないです。

――タカシさんやリョウガさんは完成した衣装を見て、どう感じましたか?

タカシ:それぞれ色使いやこだわっている部分とか、言われなくてもすごく伝わってくるものがあって。衣装って、やっぱり着るだけで気持ち的に上がる部分があるんです。それが実際にメンバーが時間をかけて考えてくれた衣装だと思うと、より一層力が入るし、うれしくもなります。

リョウガ:衣装を考えることは僕には絶対できないと思っていることなので、それができるのが本当にすごいなといつも思います。ちゃんと自分のこだわりとか、それぞれのキャラクターやシルエットに合うものを、毎回違う形で作ってくれて。しかも、パフォーマンスする側の人間が考えるものだから、動きにくいみたいな問題が起こることがほぼないんです。なので、安心して任せています。

――過去にはライブ中にユーキさんの衣装が破けてしまったなんてこともありましたね(笑)。

ユーキ:ありましたね(笑)。

タカシ:確かにメンバーが関わるようになってから、そういうことがなくなったような気がする。

リョウガ:動きやすさとファッション性が両立されています。

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