――ご自身は「クレヨンしんちゃん」という作品について、どんな思い出がありますか?
りんごちゃん:しんちゃんが好きなお菓子で、「チョコビ」ってあるじゃないですか。私も小さい頃からチョコビが大好きで、今も自分で探して買うくらい好きなんです。
好きなキャラクターは、しんちゃんのお父さん、ひろしさん。映画だと特に、家族を守るために奮闘したり、かっこいいシーンが多いんです。あと、ひろしさんは足が臭いことで有名ですけど、そこも母性本能を…って、母性本能は持ってないですけど(笑)、なんかくすぐられますよね。仕事とか、いろいろなことに一生懸命、頑張って生きてるから、それは足も臭くなるだろうなって(笑)。男性として、すごく素敵な人だと思います。
――これまでの「映画クレヨンしんちゃん」の中で、好きな作品は?
りんごちゃん:「オトナ帝国の逆襲」(2001年公開「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」)ですね。もう20年近く前の作品なんですが、やっぱり一番印象に残っています。クライマックスで、しんちゃんが傷だらけになって20世紀博のタワーを駆け上る姿が、本当にけなげで。あのシーンは、今思い出してもウルウル来ちゃいますね。しんちゃんって、普段はおケツを出したりして、ずっとふざけてるけど、本当は、人のことを大切に思える、すっごくいい子なんです!(笑)
この映画を初めて見たとき、私はまだ“子りんご”でしたけど(笑)、改めて考えてみると、大人が見てもグッと来るものがあるっていうところがすごいなって思います。「オトナ帝国」だけじゃなく、「クレヨンしんちゃん」の映画って、年齢も性別も関係なく、誰もが笑えて感動できる作品が多いですよね。「クレヨンしんちゃん」というシリーズ自体、まだ一度も見たことがないっていう方もいらっしゃると思うんですけど、一度見たら、絶対ハマると思います。
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