“役者”大泉洋「騙し絵の牙」で“ハマリ役”の雑誌編集長に!「ハケンの品格」など2020年も注目作続く

2020/04/02 12:00 配信

映画

【写真を見る】笑顔の裏に“牙”を秘めている編集長・速水は、大泉洋にとってのハマリ役(C)2020「騙し絵の牙」製作委員会


映画「騙し絵の牙」(6月19日[金]公開)


小説家・塩田武士が大泉を主人公にあて書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」が大泉主演で実写映画化。

舞台は、次期社長を巡る権力争いが勃発した大手出版社。その中で大泉は、廃刊の危機に瀕(ひん)した雑誌の編集長・速水を演じている。

一見頼りない速水だが実は、クセモノだらけの上層部や大物作家、同僚たちの陰謀がうずまく中で、次々と奇策を繰り出す切れ者。

度々窮地に立たされるも、「面白いこと」のために時に緻密に時に大胆に、クセモノたちに“だまし合いバトル”をけしかけていく、という役どころ。

ひょうひょうとした性格と軽妙なトークで親しみを見せるも、実はその笑顔の裏に“牙”を秘めている速水。

その姿は大泉のイメージそのもので、本人も「別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)」と語るとおり、大泉にしか演じられないハマリ役となっている。最後に笑うのは誰なのか、仁義なきだまし合いバトルが幕を開ける。

映画「新解釈・三國志」(12月公開予定)


実写版「銀魂」(2017年、2018年)、「今日から俺は!!」(2020年)などで知られるコメディー界屈指のヒットメーカー・福田雄一監督と、大泉がタッグを組む本作。「三國志」の武将・劉備玄徳を大泉が演じることで、早くも話題を集めている。

だが、そこは福田監督のオリジナル脚本らしく、大泉が演じるのは「愚痴と文句しか言わず、何ひとつ将軍らしいことを言わない劉備玄徳」。

コメディーセンスにも定評のある大泉の熱演に、撮影現場では福田監督も笑いっぱなしだったとのこと。「新解釈とかいう問題じゃないんじゃないかと、私はとにかくそれが心配です(笑)」と大泉が語る、誰も見たことない劉備玄徳、そして誰も見たことのない「三國志」が登場する。

この他、6月~8月には三谷幸喜とタッグを組む主演舞台「大地」が東京・PARCO劇場のオープニングで上演される予定だ。