<映画「みをつくし料理帖」>角川春樹最後の監督作に、元“角川三人娘”の薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演【コメントあり】

2020/04/03 10:00 配信

映画

角川春樹監督作「みをつくし料理帖」に、角川映画でデビューした薬師丸ひろ子と渡辺典子が特別出演! 薬師丸は、藤井隆扮する清右衛門の妻・お百を演じる(c) 2020 映画「みをつくし料理帖」製作委員会

10月16日(金)に公開される映画「みをつくし料理帖」に、薬師丸ひろ子渡辺典子が出演することが明らかとなった。

角川春樹の“生涯最後のメガホン作”として注目を集める本作に、80年代の角川映画ブームのアイコン“角川三人娘”の二人が出演を果たす。

薬師丸ひろ子は、1978年「野性の証明」でスクリーンデビュー。1981年には、角川春樹が製作した「セーラー服と機関銃」で主演を務め、大ヒットを記録。映画タイトルと同名の主題歌も担当し、一躍時の人となった。以降も「探偵物語」(1983年)、「メイン・テーマ」(1984年)など話題作に次々と出演し、「Wの悲劇」(1984年)では第27回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した。

一方の渡辺典子は、1982年、“ポスト薬師丸ひろ子”を決める「角川映画大型新人女優募集」でグランプリを受賞し、芸能界デビュー。「伊賀忍法帖」(1982年)、「晴れ、ときどき殺人」(1984年)、「彼のオートバイ、彼女の島」(1986年)などに出演し、薬師丸ひろ子、原田知世とともに“角川三人娘”として、80年代の角川映画を担う存在となった。

そんな二人が、角川春樹最後の監督作「みをつくし料理帖」に特別出演。薬師丸が演じるのは戯作者・清右衛門(藤井隆)の妻・お百、渡辺が扮するのは、主人公・澪(松本穂香)が働く蕎麦処「つる家」の客・お満。いずれも、常連客たちと一緒に「つる家」で澪の料理を楽しむシーンに登場する。