――アニメのアフレコで意識したポイントを教えてください。
伊藤：ゲームではガイド役として、わかりやすく説明することを意識していたのですが、アニメではコッコロの表情とか感情の変化まで意識しました。
あとは、アニメでは主さまと掛け合いができて、お互いの距離感やコッコロらしい優しい部分は意識して演じました。
M・A・O：「ひたすら明るく前向きに、なにがあっても前を向く女の子」ということを意識して演じさせていただきました。アニメではより物怖じしない性格といいますか、積極的な部分がパワーアップしていて、コミカルなシーンも多いと思います。
立花：キャルはいろいろな事情があって、周りと心の距離を置いている子なのですが、実際のアフレコでも一人だけ距離を置いて座ってみたり、同じ美食殿のなかでもペコリーヌやコッコロと距離が近くなり過ぎないように頑張りました。
アニメでもたくさんの女の子たちが登場するのですが、みんな濃いキャラクターばかりなので、よりツッコミがパワーアップしている気がします。
――本作はたくさんのキャストが登場しますが、アフレコの雰囲気やエピソードを教えてください。
伊藤：やっぱり、キャストさんがたくさんいるのですごく明るいですよね。
立花：明るいというか…愉快というか(笑)。私たち美食殿のキャスト陣だけではなくて、ランドソルのキャラクターのキャストさんたちも、とてつもなく“強力”です。
伊藤：とても濃いキャラクターばかりなんです。
M・A・O：皆さんかなりアドリブを入れていて笑いが絶えない現場です。
伊藤：あとは皆さんよく現場でゲームの“ガチャ”を回してます(笑)。
M・A・O：カリン役の洲崎綾さんに皆さん引いてもらっていました(笑)。
立花：私は、あやっぺ(洲崎)の前に座ってガチャ引いたらレアキャラクター出ましたからね。
――原作のゲームはキャラクターソングなど楽曲も魅力的な曲が多いですよね。
M・A・O：それぞれのキャラクターで楽曲のカラーが全く違いますし、曲数も非常に多いので、バラエティに富んでいてすごく楽しいです。
立花：「Lost Princess」とか、本当に作品の世界観が詰まった素敵な楽曲ばかりなので、歌いがいもあるのですが、美食殿の楽曲は歌うのがすごく難しいんですよ。ぜひ皆さん、プリコネの楽曲をカラオケで歌ってほしいです(笑)。
伊藤：私は「風への誓い」がすごく好きで、聴いているだけで心が癒されます。
――ライブやイベントなど幅広く活動していますが、今後挑戦してみたいことはありますか？
立花：私は、朗読劇をいろいろなキャストさんたちとやりたいなと思いますね。
私たち3人でやってるラジオ「プリコネチャンネルRe:Dive」では、ゲストが来たときにショートドラマとして掛け合いをやるコーナーがあるのですが、ゲームやアニメではなかなかない組み合わせの掛け合いが楽しいんです。もっと大人数で掛け合う朗読をやってみたいです。
伊藤：生アフレコとかもやってみたいです。ちょっとアドリブとか入れながら、放送とは違った感じで楽しみながらやりたいです。
M・A・O：もし劇場で行うイベント等があれば、みんなでサイリウムを振りながら応援上映とかもしてみたいですね。
――ペコリーヌのセリフにちなんで、アニメの「ヤバイですね☆」と思うポイントはなんでしょうか。
M・A・O：アニメオリジナルのキャラクターがヤバイです！ 本当に個性豊かなので、一度見たら忘れられないというようなインパクトがあると思います。
あと「この話数に出たキャラクターが、実はあのシーンにも登場している」という細かく観なければわからないような要素もあるので、ぜひ何度も観返して楽しんでいただきたいです。
伊藤：キャラクターの表情がヤバイです！ アニメではみんなキャラクターの表情がコロコロと変わって、シリアスな場面のキリっとした表情とか、かわいい笑顔とか、コミカルなシーンでの表情とか、本当に豊かに表現されています。ゲームではなかなか見られないアニメならではの部分だと思うので、楽しんで見てほしいです。
立花：主人公くん(ユウキ)がヤバイですね(笑)。ゲームでは遊んでくださるプレイヤーの方が主人公という設定なので、アニメではどういう人物に描かれているのかなと思っていましたが、なんだか面白いキャラクターになっています。
主人公くんとの掛け合いもアニメならではだなと思いますので、ぜひ注目して見てほしいです。
――アニメの放送を楽しみにされている方へのメッセージをお願いします。
M・A・O：ゲームリリースから2周年を迎えて、いよいよアニメ化ということで「プリコネ」という作品の世界観を楽しめる機会が今後も増えて行くと思います。
このアニメ放送を通して、もっともっと作品を好きになっていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします！
伊藤：アニメ化されるのを楽しみにされていた方はたくさんいらっしゃると思いますので、いよいよアニメとしてこの作品をお届けできるのがすごく嬉しいですし、私自身もアニメの放送をなにより楽しみにしています。
ゲームとはまた違ったテンポ感や演出がたくさんありますので、アニメならではのプリコネの世界観を楽しんでいただけたらと思います。
立花：まだゲームをプレイされていない方にも、この作品の面白さが伝わればいいなと思いながらアニメのアフレコをさせていただいています。アニメもゲームも両方楽しんでいただけたら嬉しいです。
映像も音楽も、すごくきれいで丁寧に描かれていて、本当に見ごたえのある作品になっていると思います。ぜひ一緒にプリコネの世界にダイブしていただけたら嬉しいです。
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）