＜試写室＞「突然ですが占ってもいいですか？」すご腕占い師たちの“強い言葉”と“人間ドラマ”に感嘆

「ちょっとだけお時間よろしいですか？」

街中や飲食店などで、知らない人に声をかけられたら間違いなく「NO」と答えてきた人生だった。

それも「突然ですが…占ってもいいですか？(しかもタダで！)」なんて言われたら、「タダより怖いものはない」が座右の銘の私的には、ますます心を閉ざす。ただでさえ人見知りなのに、もう殻に閉じこもって出てこなくなってしまうだろう。

だから、偶然この再放送を流し見たときに「こんな深夜にテレビショッピングで羽毛布団を売ってそうな人(木下レオン)に突然声をかけられて占われる人いる～？」と懐疑的な目を向けてしまったけど、最後まで見たら…すっかりとりこ。

そこらの人情派を売りにした物語より、よっぽど筋書きのないヒューマンドラマじゃないか。「事実は小説より奇なり」とはこのことかもしれない。

各局で放送されているドラマやバラエティーなどを事前に視聴して、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト ザテレビジョン流「試写室」。

今回は4月15日(水)に2時間SPでスタートする「突然ですが占ってもいいですか？」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:48)を取り上げる。

どんな番組？

「突然ですが占ってもいいですか？」は、芸能人も占うスゴ腕占い師が、「突然ですが占ってもいいですか？」と街でいきなり占いを持ちかけるという“占い突撃番組”。

福岡・博多の店に芸能人が通い詰めるほどの実力と人気を持つ木下レオンと、ゲッターズ飯田の弟子にして、女性ならではの視点で美容占いや開運ファッションを得意とするぷりあでぃす玲奈が、赤羽や高円寺などの街中で突撃ロケを行う。

その模様をスタジオの“フォーチュンウォッチャー(幸運見届け人)”沢村一樹、水野美紀、池田美優が優しく見守ったり、激しくツッコミを入れたり、感情移入したり、ストレートに言いたい放題で盛り上げる。

また、初回はゲッターズ飯田が“スペシャルゲスト占い師”として渋谷にロケに出た様子もオンエアされる。