――トシさんは番組開始当初から出演されていますが、改めて番組の印象はいかがですか?
トシ:初めて出演したときは、正直 「これでクイズとして成立するのか!?」って思っていました。
スタッフさんと打ち合わせをしたときも 「さすがにクイズにはならないだろう」って思っていたんですが、実際に収録に臨んでみたら 「マジか!!」と(笑)。
これをジェネレーションギャップと呼んでいいものかどうか分からないですが「本当に知らないんだ」という驚きがとにかく強かったですね。
――タカさんは前回の3月3日放送が初出演でしたね。
タカ:もうね、緊張しすぎていたので、収録のことはハッキリと覚えてないです。
トシ:どんだけ緊張してたんだよ!
タカ:緊張しすぎてちょいちょい間違えてしまってましたね…。
トシ:覚えてんじゃねーか!
タカ:だけどね、実際に出演してみて思ったことですが、平成の解答者のみなさんも緊張からテンパっちゃってるところもあるんじゃないかな、と。
テレビで見ていたら冷静に答えられるけど、いざ解答席で答えるとなると、分からなくなると思うんですよ。
なんといっても浜田(雅功)さんの番組ですしね。僕もそのパニックに陥っちゃったな、と。
トシ:確かに緊張はあるかもしれないですね。ただ、3月3日放送で言うと、「仲間はずれはどれ?」(※1参照)で出題されたハリウッド俳優の中にオスマン・サンコンさんがいるという問題で、そもそもオスマン・サンコンさんを知らない人がいるんだ、ということですね。
僕たちからすれば、いまだに漫才のネタにも使っているような方ですが、それを知らないというのは…。時代が変わったんだなってある種の衝撃を受けました。
(※1:ウィル・スミス、エディ・マーフィー、デンゼル・ワシントン、オスマン・サンコンの中から仲間外れを当てる問題)
タカ:確かにね。つまり“サンコン”って出題されていても分からない人が居たということですもんね。
トシ:そう、サンコンさん自体を知らない。エディ・マーフィーのことさえ知らない人もいて…。
タカ:それは出題されたエディ・マーフィーの写真が太っていたからでは?
トシ:そこじゃないと思うぞ!
印象的だったのは霜降り明星の粗品ですね。知的でしっかりしたツッコミのイメージがあったんですけど、せいやよりもアホだったことが、この番組でよく分かりました。
タカ:ホントに知らないんだよなぁ…。
トシ:うん。本当に知らないだけに、しみじみ語るしかない…。
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