吉沢亮と杉咲花がW主演を務める映画「青くて痛くて脆い」(8月28日公開)の特報映像とポスタービジュアル、追加キャスト陣、主題歌アーティストが解禁された。
同作は、「君の膵臓をたべたい」で知られる住野よるの同名小説を実写映画化。「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年・田端楓が、嘘と悪意にまみれながら報復していく青春サスペンス。
コミュニケーションが苦手で、他人と距離を置き、その人の人生に立ち入ろうとしない大学生・田端楓を吉沢が、あまり空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いている大学生・秋好寿乃を杉咲がそれぞれ演じる。
追加キャストとして発表されたのは、楓のバイト仲間で、楓と秋好が創ったサークル“モアイ”をぶっ潰す手助けをする前川董介に岡山天音、董介のゼミの後輩で“モアイ”の幽霊部員・本田朝美に松本穂香、“モアイ”の幹部で積極的に社会人や企業への媚売りを進める天野巧に清水尋也、楓と秋好が“モアイ”の活動をしていた時に知り合った不登校の少女・西山瑞希に森七菜。
楓のバイトの後輩で、“モアイ”に加入する川原理沙を茅島みずき、西山瑞希の学校の担任・大橋役を光石研、“モアイ”を外部者として支援し、その発展に寄与した脇坂役を柄本佑が演じることも発表された。
また、解禁された30秒の特報映像では、嘘と悪意にまみれながら復讐に身を投じていく田端楓を演じる吉沢と、純粋な秋好を演じる杉咲を見ることができる。
さらに、本作の主題歌が4人組のロックバンド、BLUE ENCOUNTの「ユメミグサ」に決定した。原作小説「青くて痛くて脆い」のテーマソングとして彼らの「もっと光を」が使用されていたが、原作者・住野よるたっての希望で、映画でも主題歌を担当することに決まった。ボーカルの田邊駿一からは次のようなコメントが届いている。
「『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!」
2年前の僕らのライブ終了後、楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。「くてくて」とは「青くて痛くて脆い」のこと。僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまでさまざまな形の「青」を描いてこられたと思っています。しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな『くてくて』の虜になった僕は、2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。
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