『M』安斉かれん、『ABEMA Prime』あおちゃんぺも!今アツい“令和ギャル”が注目を集める理由

2020/04/27 12:00 配信

芸能一般

ドラマ「M」で注目!ポスギャル・安斉かれん


「M 愛すべき人がいて」第1話より  (C)テレビ朝日/ABEMA


“ポストミレニアル世代”と言われる新たな世代からも、発言力を備えた新世代ギャルが誕生している。現在放送中のドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系、ABEMA)で主人公のひとり、アユを演じる安斉かれんだ。

1999年生まれ、20歳の安斉は、渋谷の人気ショップ「RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.」で店員として働きながら多くのファッション系メディアに登場。デビュー前から注目を集め、令和元日にあたる2019年5月1日「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」で歌手デビューした。デジタル化に次々適応してきた“ミレニアル”世代のさらに次の世代と言われる、”ポストミレニアル世代のギャル=ポスギャル”として、デビュー当初から注目を集めている。

安斉は、これまでに発表した「誰かの来世の夢でもいい」「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」「人生は戦場だ」「FAKE NEWS REVORUTION」の4曲はすべて、自ら作詞を手掛ける。その姿は、恋する女子の気持ちを代弁するリアルな歌詞でスターダムに駆け上がった浜崎に重なる。

安斉が描く歌詞世界は、若者らしい焦りと孤独、焦燥に満ちている。犠牲もいとわず夢に向かっていく精神力と、その端々で覗かせる不安、恐怖心。そうした思いが率直に綴られ、若い世代の共感を呼ぶ。

借り物の言葉や表面的な意見では、SNSを通じて自己表現に親しむSNS世代の若者たちの胸を打つことはできない。そんな中、自分の言葉で広く共感を集めることができる令和ギャルこそが、これからのテレビ・メディアを面白くしていけるのかもしれない。