“リアルすぎる女子高生CG”「Saya」を生んだ夫婦ユニット“TELYUKA”を「情熱大陸」が取材

2020/05/23 07:15 配信

芸能一般

「Saya」(中央)とTELYUKAの石川晃之(右) 、石川友香(左)(C)MBS

5月24日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)で、3DCGアーティストのTELYUKAを紹介する。2017年、大手出版社主催の女性オーディション「ミスiD2018」の特別賞を受賞した、謎の女子高生「Saya」。その可愛らしいルックスと肌の透明感でたちまち話題となったが、何より人々を驚かせたのは、彼女が実在する人間ではなく、3DCGだったということ。

ネット上では「リアルすぎる女子高生CG」とも呼ばれる「Saya」を作り出したのが、3DCGアーティストユニット「TELYUKA」(テルユカ)だ。

CGやロボットが人間の姿に近づけば近づくほど、人はその見た目や存在に強い嫌悪感を抱いてしまうという、“不気味の谷”と呼ばれる現象がある。Sayaはその“谷”を初めて越えたと言われている。しかも、制作したのはハリウッドなどのような大きな組織ではなく、日本の夫婦ユニット。

彼らは、実在の人物を3Dスキャンし、読み取った肌の画像を骨格に貼り付けていくという一般的な手法ではなく、ペイントソフトなどを使って1から手描きをした。当初は技術的に乏しい部分もあったが、時間をかけて皮膚の質感、ほくろ、筋肉の動き、瞳孔など、細かい部分にまで注意を払ってSayaを作り上げた。

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