芸能界随一のサッカー通・平畠啓史、Jリーグ愛あふれるインタビュー集を上梓「サッカーを陰で支える人たちのドラマを伝えたい」

2020/06/14 23:30 配信

芸能一般 インタビュー

「紹介している“スタジアムグルメ”は全部、自分で食べておいしいと思ったものです」


新刊本の取材裏話の数々を披露。「苦労よりも、楽しいことの方が多かったですね。楽しすぎて、ずーっとしゃべっちゃう」


――では、取材をしていて苦労したことは?

平畠啓史:苦労よりも、楽しいことの方が多かったですね。この本の取材は、どうしても話が長くなるんですよ。楽しすぎて、ずーっとしゃべっちゃうから。だから毎回、家に帰ってから後悔するんですよね。お話は全部文字に起こすようにしていたので、なかなか大変で…ただまぁ、それも別に苦労とは思わないんですけど。

――巻頭企画として、ガンバ大阪の遠藤保仁選手との対談も収録されていますね。

平畠:遠藤選手が雑誌や新聞などで取り上げられるときって、だいたい技術論やピッチ上での話が多いじゃないですか。もちろん、われわれサッカーファンもそこは興味のあるところなんですけど、今回は、遠藤選手自身の歴史を振り返ってもらえることができたので、けっこう貴重なインタビューになってるんじゃないかと思います。これまでも、いろんなお話をさせていただきましたけど、横浜に初めて行ったとき、街を歩いている女の子が全員かわいく見えてウキウキした、みたいなエピソードがめっちゃ新鮮で(笑)。遠藤選手の素顔が垣間見られたような気がしてうれしかったです。

――クラブ紹介のページで、地元のグルメや名物、人気スポットなどを取り上げる「HIRACHAN CHOICE」のコーナーも楽しいですね。中でも、特におすすめのものはありますか?

平畠:ザスパクサツ群馬の章で紹介している「高山眼科」は、チームのオフィシャルパートナーで、毎年1回「高山眼科スペシャルマッチ」という試合が開催されているんですけど、そのときに院長の高山先生がチームを応援する“激励シャウト”をするんです。ザスパクサツ群馬のファンにとっては、それが名物なんですけど、ファン以外は誰も知らないという(笑)。だから今回、みなさんに知ってもらいたくて、あえて本に載せてみました。

――(笑)。サッカー場内にあるレストラン、“スタジアムグルメ”の情報も、実際に観戦するときに役に立ちそうです。

平畠:基本的に僕は、スタジアムに行ったら必ずスタジアムグルメは食べに行くんです。自分が知らないものを載せるのは嫌だったので、紹介したメニューは全部、自分で食べておいしいと思ったものです。