森崎ウィンが主演、土村芳がヒロインを務めるドラマ「本気のしるし」(英題:The Real Thing)が、第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020(オフィシャルセレクション2020)」作品に選出。土村が喜びを語った。
「本気のしるし」は、深田晃司監督が初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマで、2019年にメ~テレほかで放送。
大きな反響を呼んだことから、急きょ映画館での公開に向けて再編集した「本気のしるし≪劇場版≫」として公開準備をしていたタイミングでの朗報となった。
コミック原作、そして地方局のテレビドラマを再編集した映画であるという点では、異色の選出となる。
なお、「本気のしるし≪劇場版≫」は10月9日(金)から全国で順次公開することも決まった。
ご連絡をいただいた時はとても驚きました。この作品は深田監督をはじめ、スタッフ・キャストが一丸となって生まれたものだと思っています。
物語の中で、置かれた環境に翻弄(ほんろう)されながらも感じる人々の「本気」の姿に、私自身何かを分けてもらったような気がしています。
葉山浮世という女性が残していく1つ1つの「しるし」からも、何かを感じ取っていただけたらと思います。
あらためて、作品の一員になれたことをとてもうれしく思いますし、携わる皆さんとこの喜びを分かち合いたいです。
今はまだまだ不安な日々が続きますが、事態が落ち着き、安心して作品を楽しめる日が1日でも早く訪れ、少しずつでも映画館へ足を運ぶ人が増えていき、たくさんの人たちがこの物語に出会ってくれることを願っています。
そして、10月にこの作品で皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
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