東京の天王洲からインタラクティブエンターテインメントを世界へ発信するプロジェクト「TENNOZ BASE」がこの6月始動。第1弾として6月14日(日)、「TENNOZ BASE KICK OFF VOL.1 岸田敏志インタラクティブライブストリーム」と題した配信イベントが開催される。
「TENNOZ BASE」プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で、ライブエンターテインメントを楽しむ機会が減少する中、配信形式でよりリアルに近い形でエンターテインメントを届けようとするプロジェクト。
遠隔の視聴者と出演者が一体となれる視聴体験「リモートチアラー」を提供。視聴者は配信中継を見ながら、スマートフォンで声援ボタンを押すことで、リアルタイムに拍手や声援をアーティストのいる会場に届けることができるという。
6月14日、このキックオフ企画として、「きみの朝」「重いつばさ」などの大ヒット曲を持つシンガー・ソングライター、岸田敏志によるライブ&トークイベントが開催される。岸田にとってはこれが初めてのリモートライブとなる。
今回のリモートライブに挑むにあたり岸田は「初めてのことなので、どうなるのか楽しみにしています。ライブに来ていただくことがままならないこの時期に、いつもやってる弾き語りライブをご覧になったことが無い方や若い方たちにも見ていただくチャンスだと思っています」と意気込みを口にする。
ライブ内容は「『きみの朝』や『1年B組新八先生』のテーマ曲『重いつばさ』はもちろん歌いますが、僕が今聴いていただきたい歌を用意しています」とのことで、聴衆へのメッセージを込めた選曲となりそうだ。
そして「 世界の暮らし方がこの半年で変わってしまいました。元に戻すことも大切ですが、新しい生き方を探すことはもっと大切に思えてなりません。ネット社会には疎い我々世代ですが、新しい挑戦をしていきたいと思います」と力強い言葉をくれた。
リモートゲストとして、岸田の長女、稲田みづ紀も出演する。ミュージカル女優の稲田も、ギターの弾き語りを予定しているという。稲田からもコメントが届いた。
「新型コロナウイルスの恐ろしさを目の当たりにする中で、『自分に出来ることは何かないだろうか?』とずっと考えていました。そんな時、このお話をいただき、リモートライブ出演がかないました。とにかく初めての試みでドキドキですがとっても楽しみです!
今回は父の楽曲『おやすみ』を弾き語りで歌おうと思います。自粛期間中、自宅にこもっていた時、久しぶりにこの曲を口ずさんでいたら、なんだか自分まで元気づけられたんです。日々ストレスや疲労を抱えている皆さんの癒やしに少しでもなれば幸いです。どうぞリラックスして聴いてください」
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