――収録の感想をお願いします。
久しぶりだったのと、何を喋っていいのか分からない状況で、スタジオにパン!って入ったら、さすがはさんまさんです。「えっ!きのうも会ったのかな?」っていう雰囲気でスパン!と入れてもらえたので、すごく楽にトークをさせてもらって、楽しくあっという間に時間が過ぎました。
――「たのきん全力投球!」(1980年~1983年、TBS系)の話も出ていました。
さんまさんは今も変わらずご活躍されているポジションにいますけど、実は40年も前から知っていて。「たのきん全力投球!」でお会いした頃からずっと変わっていない(笑)。すごい!もう何なんですかね。
――印象が変わらないのでしょうか?
もちろん映像を見れば若いだろうけれど、キャラクターというか印象がまるで変っていないからお化けですよね。本当にすごいなと思いました。
――近藤さんはデビュー40周年です。番組も35年やっていますけど、お互いがんばってきたという感じはありますか?
さんまさんの自然体の姿がゲストをすごく楽しませてトークさせてくれます。それが35年続いている秘訣(ひけつ)だと思います。僕も(40年間)自然体でこれたので。ただ、ブレずに自然体で35年も40年も過ごすというは、一番大変なことです。自然体というのは自分のペースでみたいなところもあるので、自分のペースで35周年を迎えられるというのはさんまさんの力だと思うし、「さんまのまんま」を引っ張ってきたさんまさんのスタイルだと思います。そういう意味では僕も40年なのでブレないで、これからも頑張っていきたいなって思いますね。
――「飲みに行こう」という話もありました。
飲みに行きたいなっていうのは、打ち合わせの時からスタッフに言っていました。ただ、さんまさんに「甘えちゃう」って言われたんですけど(笑)。甘えん坊のさんまさんも見てみたいなって思います(笑)。お互いに仕事では見せない一面を持っていると思うので、そういうところで一人の男として飲み明かしたいなって思いますね。さんまさんだと(気兼ねなく)飲める気がする。逆に僕が甘えちゃうかも。
――木村拓哉さんも呼んでという話もありましたが。
最初から二人だとアレですし、共通の友達が木村なんで。ぜいたくな共通の友達だけど(笑)。
――収録で印象だったことは何でしょうか?
昔の一時代を築いてきた芸能界や楽屋の裏話になると「俺たちテレビ人だよな。あのときバチバチやってたよな」っていうトークになって熱くなるじゃないですか。そこは僕も同じような熱があるんですよね。こういう番組に来て、さんまさんみたいなプロフェッショナルに刺激を与えられると、僕も40年経ったけど、さんまさんを見習ってジャンルは違えど、45年、50年頑張っていければなと。さんまさんに「僕は56になる」って言うと「そうか、わしはもう65や!」って言ってたので、65までは頑張れるな、とつくづく、きょう思いましたね。
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