<エール>マキタスポーツ「抱えるものは現代人」昔気質なこわもて農家役で“朝ドラ”に登場!

2020/06/11 08:15 配信

ドラマ

養蚕農家の畠山を演じるマキタスポーツ(C)NHK

窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)にマキタスポーツが初登場し、コメントを寄せた。

同作は、「栄冠は君に輝く~全国高等学校野球大会の歌~」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く。

窪田は、福島で代々続く老舗呉服店の長男で、気弱でいじめられがちだったが音楽と出合い、その秘めた才能を発揮して作曲を始める古山裕一を、二階堂が裕一の妻となる関内音を演じる。

マキタスポーツは養蚕農家の畠山を演じており、役場に勤める裕一の弟・浩二(佐久本宝)から自身の桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと説得されるという役どころ。第54回(6月11日放送)では、畠山が「うまくいかなかったら責任取れるのか」と浩二を冷たくあしらう場面も放送された。

畠山の魅力についてマキタスポーツは「畠山が浩二と出会い、若者の想いを受け取って、自分の人生を動かしていく姿というのは人間らしいし、魅力的だと思いました。こういう自分の希望と我慢がごちゃ混ぜになっている状況って、現代にも通じるものだと思います。一見、昔の気質の人だと思うかも知れないですが、抱えるものは現代人なので、その辺りを感じてもらえたらな、と思います」と語った。

また、マキタスポーツは演じてみての苦労を「手元で蚕の作業をやりながら、福島ことばを使い、気持ちを込めるという3つがありました。せりふを言いながら、頭はフル回転でした。あとめちゃくちゃ寒かったです」と振り返った。

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