――三橋を演じるにあたって気をつけている点はありますか?
僕の中で、三ちゃんは制限がない感じに見せたいと思っています。バネみたいにどこまでも伸びていくという感じ。僕はセリフを覚えて三ちゃんを表現しているけど、それを見せないというか、リミッターがなく何でもできるんだろうなと思わせたいんです。それは動きや声のトーン、表情など全て同じで。特に声のトーンを含めたセリフ回しが大変です。
軽さとかっこよさが伝わって、なおかつ見ていて気持ちよくなるようにリズムを意識しています。スカしとハズしが大事! 意外とテクニックを駆使して演じています(笑)。そういう意味では、30歳の僕だからこそ演じられる役だと思います。
――今回はどういうシーンがあるのですか?
寝ている今井の上に葉っぱを置いていくんですが、これがすごくくだらないいたずらで(笑)。でもこれが思いついたときは、もううれしいのってなんのって、しめしめ!みたいな気持ちになりました。あとドラマのときは“ビーバー”顔をよくしていましたが、今回は“ねずみ男”という新たな表情を見つけています。本番前に鏡を見ながらあれやこれやとやっていて。そして監督もめちゃくちゃこだわっていた(笑)。くだらないことでも、そこにはすごい時間と努力をかけているからこそ、多くの方が笑ってくださるんだと思います。
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