窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月17日の第58回に昭和初期の喫茶店店主役で登場した井上順が、「変わらない!」「ダンディ!!」と大反響。放送後、一時Yahoo!リアルタイム検索ランキング1位に躍り出る注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)
作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。めきめき才能を発揮する古山裕一を窪田が、その妻・音を二階堂が演じる。
58回は趣向を変え、東京の古山家の近くにある喫茶「バンブー」の店主、梶取保(野間口徹)と恵(仲里依紗)夫婦の馴れ初めが描かれた。
2人が裕一たちに馴れ初めを語って聞かせる形でストーリーが展開。回想シーンでは、2人の仲を取り持った人物として、保にコーヒーのいれ方を教えた東京・神田の喫茶店店主・木下一(井上)と、その親戚にあたる少年時代の佐藤久志(山口太幹)が登場した。
木下は山高帽にベージュのスリーピース、襟元には蝶ネクタイというダンディないでたち。
当時、古本屋の店主で内にこもりがちだった保を心配し、「なぁ、もうちっとは外に出たらどうだ」「うちの店にコーヒー飲みにこいよ」と気に掛ける。夜にはほろ酔いで保の店に顔を出し、「恋する男は健気だねぇ」と帽子をちょいと持ち上げてみせる仕草がなんとも粋だ。
店にたびたびやってくる恵との恋路を久志とともに応援し「保くん、行け!店の外には君の未来がある!」と背中を押した。
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