新型コロナウイルスの影響により、世の中の“当たり前”が大きく変化した。街は少しずつ日常を取り戻しつつあるが、さまざまな業界が先行き不透明な状況に苦しめられており、テレビ業界もまた、大きな打撃を受けている。
各局、過去のドラマやバラエティー番組を「特別編」として放送するなど対応に追われ、ロケを止めてリモート収録にしたり、ソーシャルディスタンスを保ちながら撮影したりと、番組制作のあり方までも変わってきている。
「電影少女」シリーズ(2018年、2019年)や「Aではない君と」(2018年)などを手掛けた、テレビ東京の制作局ドラマ室・倉地雄大プロデューサーは、自身が担当するドラマが、新型コロナの影響で制作ストップになったという。
「元々7月スタート予定だった作品を、5月から撮る予定でした。延期になってしまったので、撮影も放送も調整中です。撮影方法や見せ方はいくらでも知恵を絞ってやっていけると考えます。できないことを諦めて、できることで精一杯やっていくだけですね」と話した。
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