「エール」で話題の古川雄大“ミュージックティーチャー”までの劇的人生 山崎育三郎との“深い縁”も

2020/06/25 08:00 配信

ドラマ

“プリンス久志”山崎育三郎との深い縁


「エール」第63回場面写真 (C)NHK


2018年には「モーツァルト!」のタイトルロール(作品の題名にもなっている役のこと)に抜擢される。これは久志役の山崎育三郎とダブルキャストであった。

子供の頃からミュージカルに出演、音楽学校で声楽を専門的に学んできたミュージカルに関してプロ中のプロの山崎。一方、古川はダンスをはじめたことがきっかけでミュージカルに出演するようになったという全く違う歩みでここまで来た。

そんなふたつの個性のぶつかりあいは話題になった。これはなんだか「エール」12週を思わせるではないか。

この年、テレビドラマでは日曜劇場「下町ロケット」(2018年、TBS系)に出演、主人公たちに嫌がらせをする悪役を好演した。

2020年4月には、同じく「エリザベート」ではとても重要な役である、死の概念・黄泉の帝王・トートを再び帝国劇場で山崎育三郎とダブルキャストで演じるところまで上り詰めた古川だったが、惜しくも新型コロナウイルス感染予防のため中止になってしまった。

また、5月1日公開予定だった「コンフィデンスマンJP プリンス編」にも大富豪一家の長男役で出演していたが、こちらもコロナ禍で公開延期に。だがこちらは7月23日に公開が決定した。

せっかくの舞台や映画がストップしても、外出自粛期間中、「夜に咲く花」という曲を制作し、インスタにオルゴールバージョンを公開するなど活動を止めずにいた古川。これから自著も発売されるなど、いよいよ古川雄大、活躍の夏がやって来る。

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