賀来賢人×伊藤健太郎、人気者の三橋&伊藤のはずが「ギャラリーに囲まれなかった(笑)」〈今日俺連載その3〉

2020/06/28 11:00 配信

映画

7月17日(金)公開の「今日から俺は!!劇場版」に出演する賀来賢人&伊藤健太郎撮影=横山マサト


2018年のヒットドラマを映画化した「今日から俺は!!劇場版」が7月17日(金)より公開。卑怯だけどケンカは強い金髪の三橋貴志(賀来賢人)と、三橋の相棒でツンツン頭の伊藤真司(伊藤健太郎)がコンビを組んで、強敵たちと戦いを繰り広げる。劇場版では、原作でも人気が高いエピソード「北根壊(ほくねい)高校編」が描かれる。

連載3回目の今回は、賀来賢人伊藤健太郎のスペシャル対談。“最強バディ”の三橋と伊藤の関係性や、コメディーパートの舞台裏など語っていただきました。

大乱闘シーンは圧倒的な画力


――2年ぶりの三ちゃん(三橋)と伊藤ですが、周りからの反響はいかがですか?

賀来「ありがたいことにドラマをいろんな年齢の方が見てくださって、中でも子供たちからすごく人気でした。でもなかなか『三橋~』とは声掛けられず。やっぱり恐れているのかな? お母さんに『声を掛けなさいよ!』とか言われて、握手を求めてきたりとか(笑)。でも感じたのは、三ちゃんは子供たちにとってヒーローみたいです」

伊藤「ちびっ子たちには本当に人気で。Tik Tokとかでマネしているのとかを見ると、みんなの期待に応えなきゃと思いましたね」

賀来「でも2人でいるときは囲まれなかった(笑)。ドラマは放送前に撮り終えていたけど、今回はこんな格好していたらギャラリーに囲まれて撮影どころじゃないだろうって思っていたら、一切集まらなくて…。“パニックになる”って言っていたのがむなしくなるくらい人がいない(笑)。もうすごくやりやすい中で芝居をすることができました」

――今回の映画は、智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)のいない開久高校に間借りした極悪高校とのバトルが魅力の「北根壊高校編」。台本を読んだ感想を教えてください。

賀来「今まで敵だった開久が味方になって最後に大乱闘をするというそのワクワク感とスケール感が映画ならではだなと思いました。特に大乱闘シーンは圧倒的な画力で。原作にはない大迫力です」

伊藤「もうアツいシーンですね。撮影は倉庫の中だったので、結構大変だったんですよ。土ぼこりもかなりあったのですが、それが映像としてすごくいい雰囲気になっています。伊藤は理子(清野菜名)と共闘するシーンがあるんですが、そこが本当にカッコいい。思い入れも強いのでぜひ見てもらいたいです」

賀来「伊藤がカッコいいシーンって大体三ちゃんはいないんですよ。ドラマでも『カッコいい!』と思ったときは基本いませんでしたから。なので今回の理子との共闘もどうなっているのか、すごく楽しみです。あと、冒頭に全員集合していくシーンも好き。ちょっとずつ人が増えていくんですが、何か同窓会みたいな気分でテンションが上がって…。やっぱり誰一人欠けずにそろったのがうれしかった。そのうれしさは芝居にも反映されていると思います」