今回、「必殺仕事人」に11年ぶりに呼んでいただいて、感慨深いものがありました。前回は、最後に中村主水さんに殺されたので…まさか、復活できるとは思いませんでした!
誠蔵には新之丞という息子がいるのですが、僕にもちょうど杉野(遥亮)くんと同年代の息子がいるので感情移入しやすかったです。
東山紀之さんとは何度かご一緒させていただいていますが、いつも変わらず凛とされていて、でも待ち時間には面白い話をしてくださったりする…本当に格好良い人だなぁと思いました。
また、市村正親さんとは今回初めてご一緒させていただきました。実は“とても真面目で厳しい方なんだろうな”と勝手に思っていたのですが、本当に気さくな方で、楽しいお話をたくさんしていただきました。
「必殺仕事人2020」、今回も視聴者の皆さまの期待を裏切らないキャラクターが大勢出てきますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思っております!
「必殺仕事人」は、子どもの頃から祖母と楽しみに見ていた作品なので、当時撮影を担当されていた石原(興)監督とご一緒できたことはとても光栄で…ご褒美のような時間でした。
毎回いち視聴者として楽しみにしている作品なので、東山紀之さんをはじめ、キャストの皆さんと撮影所でお会いしたときは興奮しました!
松岡昌宏さんはとにかく爽快な方だと思いました。現場に入ってこられると、瞬間的に活気と緊張感が流れるんです。一見、豪快な立ち居振る舞いなのに、繊細な感覚と視野の広さをお持ちで…驚きました。
僕が演じる五十嵐はグレ者一味のリーダーで、人の弱みを食い物にする欲望に忠実な人間です。悪事に引け目がない分、清々しく演じようと思って撮影に臨みました。
五十嵐の行う現代にも置き換えられる悪事…時代劇だからこそ、「必殺仕事人」だからこそできる痛快な物語になっています。ぜひご覧ください!
最初お話を頂いたときは、冗談かと思って驚きました。伝統ある番組に出演できて、大変光栄です。僕はグレ者と呼ばれる悪党の1人・登坂佐兵衛を演じます。着物と髪型にもご注目ください!
東山紀之さんとは楽屋で初めてお会いしたんですが、笑顔で気さくに声を掛けてくださったんです。柔らかい雰囲気でオーラがあって、とても格好良い方でした。一緒のシーンでは、動き方をアドバイスしていただきました。
僕はキャスターやアナウンサー以外の役どころも、時代劇も初めてでした。歩いたり、振り返ったり、かがむ動作が時代劇だとこれほどに難しいものだとは…! とにかく現場の空気を感じながら、考えすぎないよう無心で演じました。
佐兵衛は、番組の冒頭で渡辺小五郎にバッサリ斬られますので、どうぞお見逃しなく!
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