そして、津軽三味線をかき鳴らし民謡「ソーラン節」を聴かせた“水川ながし”。演じたのは、17歳にして民謡三橋流 名取の腕前という民謡歌手・彩青(りゅうせい)。
彩青は5歳で民謡、7歳で津軽三味線を始め、多数の民謡受賞歴を持つ民謡界のエリート。11際からは演歌を細川たかしに師事し、2019年の「第61回輝く!日本レコード大賞新人賞」を受賞した若き天才歌手が、朝ドラの舞台で堂々とその喉を披露した。
なかでも輝きを放ったのは、廿日市に「とんでもない二枚目」「大型新人」と評された寅田熊次郎(坪根悠仁)。履歴書には「父・帝都ラジオ会長」「ジュリアード音楽院卒」「フランス留学経験有」など、そうそうたる経歴が並ぶ。
オーディションに現れた寅田は、前評判通りの端正なルックスの持ち主。清潔感ある七三分けのヘアスタイルに三つ揃えスーツ姿で「どうぞよろしくお願いします」と頭を下げると、「東京ラプソディ」を軽快に歌い上げた。
寅田を演じた坪根悠仁は、2018年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞、明色美顔ボーイ賞をダブル受賞した逸材。中学時代からバンド活動を行い、地元福岡でも音楽の専門学校で音楽を勉強したという歌自慢で、「エール」にはオーディションで合格し、新人歌手役で出演を果たした。俳優としては「エール」がデビュー作だという。
坪根は、今回が俳優デビューながら“明色美顔ボーイ”ぶりを遺憾なく発揮。寅田が意気揚々と歌うシーンが放送されると、視聴者からも「寅田熊次郎くんかわいい!」「爽やかイケメン登場!!」「坪根さん、ジュノンボーイなのか。さすがスイートなお顔立ち」といった声が上がった。
強敵ぞろいのオーディションをじっくり楽しむ趣向となった第64回に、視聴者からは「楽しい回だった!」「見ごたえあった」の声が続々とあがった。
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